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マドレーヌといたずらっこ自信を持っておすすめしたい みんなの声

マドレーヌといたずらっこ 作・絵:ルドウィッヒ・ベーメルマンス
訳:瀬田 貞二
出版社:福音館書店
税込価格:\1,540
発行日:1973年05月
ISBN:9784834006575
評価スコア 4.12
評価ランキング 26,615
みんなの声 総数 24
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  • 紅葉のセーヌ川

    マドレーヌシリーズが大好きな6歳の次女と読みました。
    マドレーヌのいる寄宿舎の隣に引っ越してきた大使の息子、いたずらっ子のペピートぼうやとの交流が描かれます。いたずら好きの娘にはぴったりの内容でした。
    このシリーズは、お話もさることながら、パリの美しい風景も挿絵で楽しめるのが魅力です。今回も、紅葉が美しいセーヌ川など、素敵なシーンがたくさんありました。必見です。

    投稿日:2013/09/17

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  •  マドレーヌシリーズ作品。
     表紙は、コンコルド広場。
     見返しは、セーヌ川岸から見たノートルダム寺院。
     この作品も、パリの名所を楽しめます。
     フルカラーの見開きと、黄色&黒色の二色刷りの見開きが交互に編集されているおなじみの作品です。
     中でも、ブローニュの森(パリの西にある公園)のフルカラーの見開きが、私は素敵だなって思います。

     さて今回は、マドレーヌの寄宿舎学校のお隣に、スペイン大使一家が越してきたところからお話が始まります。
     問題は、大使のご子息ペピート。
     とんでもないいたずらっ子。
     「どうみたって、あのこは あっかんだわ」と言い切るマドレーヌと対照的な、「あのかたには、げんきが ありあまっているんです。」という寛容なミス・クラベルの言葉に笑ってしまいます。
     
     ミス・クラベルに習い、ぺピートを見守り読み進めましたが、度が過ぎるいたずらに厭きれ始めた頃に、ペピートに災難が、・・・。
     心を入れ替えたペピートのその後に再び笑わされ、彼を上手に導くマドレーヌのちょっと成長した姿にもニコリとしてしまいます。

     エンデイングのミス・クラベルの言葉は、子供たちへの信頼と寛容に満ち溢れグッと来ました。
     「育てる」って、忍耐の前にこれなんだなぁ〜。

    投稿日:2013/03/17

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  • いたずらっこ

    クラスのいたずらっ子に目をつけられているらしい娘。
    いたずらっこのペピートとその子が重なったようです。

    数々の濃いいたずらをさらりとかわすセリフが小気味いいです。
    そんないたずらっ子の改心してからの逆への極端な振れ具合がまた
    漫画のような展開。
    ミスクラベルの最後のセリフが効いてます。

    投稿日:2010/06/10

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  • すごくよかったです!

    私の表現力の乏しさにより、こんな名作がとってつけたような感想タイトルに見えてしまうのが悔やまれますが、全然大げさではないんです。すごくいいんです。話の流れ方が。
    話を要約すると、とんだいたずら者のお坊ちゃま、ペピートが痛い目を見て改心する話なのですが、その単純ともいえる話の作り方がとてもストレートなのです。
    ペピートの許しがたい残酷ないたずらも、それをいちいちフォローすることもなく、嫌な奴だから相手にしないマドレーヌ達の素直さも、実直に書かれていて気持ちいいです。
    ある日いたずら者のペピートが、とんでもない事をして大怪我をするのですが、お見舞いにきたマドレーヌはぴしゃりと、「いい気味だわ。」と一喝。そしてペピートは自分のした罪を心から反省すると誓います。するとマドレーヌは「それは素敵。きっとよ。」と言います。それからは引きずる事無く、見違えるほど優しくなったペピートに対して、
    「あなたは私達のお手本よ。素敵な方ね。」とまで言ってあげるのです。こんなにいいお友達ができれば、ペピートももう寂しくありませんね。
    この作品が最近復刊してくれて本当に良かったです。

    投稿日:2009/05/25

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  • いたずらっこを改心させた!!

     マドレーヌが今回も大活躍です。
     最初は、こんないたずらっこいるのかしら?「マドレーヌをしのぐつわもの現る。」と思ったのですが、マドレーヌに命を助けられいたずらっ子が180度方向転換して、すごくいい子になってしまいます。

     子どもたちも、自分よりすごいそのいたずらぶりに、「アハハハ」と大笑いです。

     この絵本のもう一つの魅力のフランスの有名な場所や建物が描かれているので、ちょっとしたクイズにもなりますね。

    投稿日:2007/01/30

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  • 暗誦しちゃうほどお気に入り

    長男が2〜3歳の頃、一番ハマっていた本です。何度も何度もリクエストされて読んでいたので、最後には息子が自分で本をめくりながらかなりの量を暗誦するまでになっていました。(これには本当に驚きました。)
    詩人でもある瀬田貞二さんの翻訳が難しい言葉もありましたがとてもリズム良く、覚えやすかったからかもしれません。マドレーヌの他のシリーズも読みましたが、息子にとっては、ちょっとペピートのいたずらが凄過ぎて引きがちなこのお話が何故か一番好きだったようです。

    投稿日:2005/02/27

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