昨年の課題図書とは、知りませんでした。
私の頃にもこういう課題図書だったら・・・(^^ゞ
ミンティーおばさんが頼りなさそうで、実はしっかり2人を観察?うまく誘導?そして本人達に気付かせていくのが、本当に素晴らしい!!
子育てと植物(花だけでなく、野菜もくだもの等も)を育てるのには、確かに共通点が多々あると思われます。
二人だけの世界に閉じこもりがちな姉妹。
母親を亡くし、自分も悲しさ、孤独感、頼りたいけど頼れない、妹の面倒をみなければいけない・・・しっかりもののオリヴィアとあくまでも自分を通す、でも、発想が豊かで、信じる気持ちが強いネリー。姉妹って結構そんな感じですよね?「となりのトトロ」のさつきちゃんとメイちゃんのもっと頑固版???
感情、心の動きをうまく表現していると思います。
海外の作品は訳し方で印象が違ったりしますが、違和感なくスムーズに読めます。
小学生の時に闘病生活が長い末に胃癌で母を亡くし、弟2人いる姉の立場の自分に、その頃に読んであげたい気分です。オリヴィアのようにやさしくなかったけど(^^ゞ