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しあわせの3つのおしえ自信を持っておすすめしたい みんなの声

しあわせの3つのおしえ 作・絵:エマ・チチェスター・クラーク
訳:久山 太市
出版社:評論社 評論社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:1998年
ISBN:9784566006171
評価スコア 4.6
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みんなの声 総数 9
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  • 素晴らしい教えだけれど

    親の言うことをちゃんと聞くこと、交通ルール守ること、人に親切が出来ること。
    もっともな教えだけれど、一番目はちょっと問題かも知れませんね。
    悪いことを指示されたとき、この犬は別の意味にとってしまったけれど、どうしても三番目の教えと矛盾してしまいます。
    ちょっとパターンが出来すぎたお話ですが、素敵な出会いが待っていたので、良かったと思います。
    後は、最初の飼い主のようにならないことですね。

    投稿日:2015/12/21

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  • 表紙がすべてを物語っていると思いました。

    優しい立派な母犬の教えを子犬はよくきいたので、はじめの不幸にも負けず、しあわせになれたのですね。 

    最初の飼い主のジョーンズが言った「ウサギどものあいてをしてやれ、わすれられないような目にあわせてやるんだぞ」をそんなことなら簡単だと「ウサギのおあいてした。わすれられないほどたのしくすごした」という誤解(?)を1年生が理解できたか少し不安でしたが・・・・・。

    子供たちには、この物語の3つの教えは、みんなにも言える事かも知れないよと話しました。
     「ご主人」とはおうちの方やみんなの先生のことだよ、
     道路は右左をよくみて慌てずに渡るんだよ、
     そして困っている人がいたらいつも助けるんだよと。

    じーんと来るいいお話しでした。

    投稿日:2009/11/17

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  • 自分で勝ち取ったしあわせ

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子、男の子

    優しすぎてご主人に追い出されてしまった犬。
    でも、おかあさんの言いつけを守って、本当の自分の居場所を見つけます。

    この犬の視点で書かれていて、犬の感情が伝わってきます。
    絵もほとんど表情が分からないのですが、耳や尻尾などから伝わってきます。
    作者は犬好きなのでしょうね。

    投稿日:2007/12/19

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  • 心に響きます

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    「メルローズとクロック」「ブルーカンガルー」シリーズで有名なエマ・チチェスター・クラークの作品です。
    我家では、ブルーカンガルーが大好評なので、期待をもって読みました。

    物語は、僕(子犬)がママに言われたことが3つあるということから始まります。
    その3つとは
    @ご主人には従うこと
    A道を渡るときには、右と左を、良く見て
    B困っている人は、いつも助けてあげなさい

    3つのおしえを守ったおかげで、最後はハッピーエンドになるのですが、前段の部分が若干暗すぎるような気がしました。
    教えを守ることの大切さもさりげなく子供には伝わったようで、全体的に暗めの色合いである部分を除けば、心に響く絵本だと思います。

    ストーリーとして、僕(犬)の視点で書かれており、こんな風に流れがある絵本もたまには良いかなと思っています。

    投稿日:2007/10/31

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  • 言いつけを守ってよかった

    • たれ耳ウサギさん
    • 40代
    • ママ
    • 群馬県
    • 女の子16歳、女の子13歳、女の子12歳

    「しあわせの3つのおしえ」というのは子犬の『ぼく』がママからいつもいわれたこと。
    1.ごしゅ人にはしたがうこと。
    2.道をわたるときには、みぎとひだりをよく見る。
    3.こまっている人は、いつもたすけてあげる。
    大きくなったぼくはもらわれていきますが、ママは「おしえをまもりなさい。きっとしあわせになれるから。」と送り出します。

    忠実に3つのおしえを忠実に守っているはずなのに、辛いめにばかり遭ってしまう。こんなにやさしくていい子なのに。
    途中までは『正直者はばかをみる』的な要素が多くて、切なくなります。でも、世の中捨てたものではありません。
    人助けをした「ぼく」を、ちゃんと助けてくれる人が現れるのです。ママの言ったとおりでした。

    長年生きていると、要領よく生きる方法を身に着けてしまいます。でも、正直に、真面目に、人のためにも動く事。これは育児・育自の根幹かなって思いました。

    ただし、ジョーンズさんにとっては、畑を荒らすウサギは死活問題だったのだろうなぁ。そんなウサギと楽しく遊ばれたら、頭には来るかもね。

    投稿日:2007/03/30

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  • 絵・訳ともに良い!

    • そやでさん
    • 20代
    • その他の方
    • 大阪府

    新たな貰い手に引き取られることになった犬。しかし怖い扱いを受け逃げ出す。町にたどり着いた犬はおばあさんを見つける。近寄ろうとした瞬間、おばあさんは車にはねられ・・・。

    訳が犬の「ぼく」視点で書かれており、感情移入し易く柔らかく仕上がっています。

    作者は犬を飼っていた経験があるのではないでしょうか。
    ・新たな貰い手に引き取られ耳を下げて親犬を見つめるさま
    ・電話が鳴ってびくっと耳を立て神経を研ぎ澄ますさま
    ・貰い手が犬と一緒にチラシ読んで見せるさま

    など犬の不安そうな気持ち・飼い主の言いたいことを感じようとする様子が 絵を見るだけでぱっと伝わってきます。

    おばあさんから後光が射しているシーン。描く角度が良いですよね。「良かったなぁ」と声を掛けたくなりました。犬にとっておばあさんは天使だったんだね。

    ハッピーエンドでお奨めの1冊です。

    投稿日:2007/01/23

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  • 母の愛情にじーん。

    • はなしんさん
    • 30代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子5歳、男の子3歳

    子犬がママに3つの教えを伝授されます。主人に従うこと。道を渡るとき左右をよく見ること。困っている人は助けること。やがて子犬は新しいご主人へもらわれていきますが、ママは「3つの教えを守れば幸せになれるから心配しないで・・いつも
    お前のことを祈っているよ」と励まして別れます。しかし、新しいご主人はとても厳しく乱暴で優しい犬は逃げ出します。やがて犬が3つの教えを守って犬が幸せになるまでのお話しです。最後はじーんとして思わずウルウルとしてしまいました。絵もすごく素敵で、とてもやさしいタッチで一目で気に入りました。犬好きにはたまらない一冊です。

    投稿日:2003/01/25

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