「たま、また たま」 自信を持っておすすめしたい みんなの声

表紙に惹かれて購入しました。
大正解でした！

今まで気にしたことなどなかったのですが、
この本を読んでから 妙にたまのものが気になります。

何気ない日常の中にも、こんなふうに素敵なものがたくさんあるのだと思いました。

しゃぼんだまの写真が、特にお気に入りです。

小さい子向けおはなし会用にセレクト。
素敵なシャボン玉の写真に、この題名、惹きつけられます。
シャボン玉の物語ではなく、「たま」からつながる世界、でしょうか。
たくさんの「たま」の写真が登場し、それぞれの世界をオノマトペを交えて
詩的に紡ぎます。
物質、食べ物、天体、生き物、植物など、「たま」をキーワードに、
世界が広がります。
「たま」を感じるだけでもいいし、ちょっと奥深く考えてみるのもいいかもしれませんね。
巻末には、そのヒントも書かれてあります。
幼稚園児、小学生向けの科学絵本としてもいいかもしれません。

表紙からして素敵な写真
そっか！しゃぼん玉って
写真に撮れれば・・・
子どもの頃って、きれいなのに
すぐに割れちゃうから、「はかない」ってことを
気付かされたような・・・
きれいだなぁ〜

と、どのページから開いても
素敵な「たま」ばかり

日常の中に
知らずに見過ごしている
「丸いもの」の美しさ、神秘さに気付かされます

切り取り方、選び方、写し方・・・
いろいろ考え、練られた作品かと思われます
短い文章ながら
ユニーク

最後に
「たまってふしぎ」という説明文も
押し付けがましくなくって
読みやすくって
興味を持つと思います

素敵な写真絵本
小さい子からＯＫかと

とても素敵な写真絵本です。
実は1〜3歳くらいのお話会に使おうと思って用意したのですが、届けたい絵本がたくさんありすぎて、仲間同士の選本で、やむなくその時のお話会のリストからは外してしまいました。

1ペ−ジ1ページ、届けてくれる丸いもの『たま』の（カメラ）目線がすごくいいんです。
カタツムリやダンゴムシのところは、かなりアップで写っているので、ちょっと気持ち悪かったです。（虫とか苦手な人は、あまりじっくり見な方がお薦めです）

私は特にすいかのページが好き！今回は使えませんでしたが、はっきりしていて、見やすいので、低年齢のお子さんのいるお話会にも最適な1冊だと思います。

「たま」と言ってもいろいろあるのね、と思う。
そして、自然の中に、ごくごく普通に、これだけまんまるなものがあるのね、とあらためて気づく。
写真絵本というのはいいですね。
実際のものをあるがままに見せてくれ、見過ごしているようなことに、ふと気づく機会を与えてくれる気がする。
この多くの「たま」の中で、うちの息子は、カタツムリの卵に目をひかれたようです。
カタツムリの卵なんて見たこともないし、この透き通るような美しさ。
そいて、巻末のカタツムリはオスもメスもなく、それぞれが卵を産むんだってという説明にひかれたようです。
どこにでもいるダンゴムシもこんなに大きくしてみると、こんなにまん丸になれるのね、っていうのもよくわかったようで．．．じっくりを眺めて楽しめる本でした。

「たま」と一言にいっても、この絵本に出てくるいろいろな「たま」に出会うと、一言で片付けていいのだろうかって気になります。
たまの形をしているものの写真がいっぱい。
この世界は、こんなにも「たま」の形のものを存在させているんだなって、感動してしまいます。どこから見ても丸い形って、みていると心も丸くなっていくようですね。
この絵本をみた人はきっと、心がやわらかくなるはずです。
「たま」の世界にどっぷりはまって、私もいろんな「たま」を探してみたくなりました。

面白い視点。
身の回りにある、いろんな丸いもの。
あれも、これも・・・みーんな丸いね！

お月様と虫の卵・・そっくり！
丸まっただんごむしと玉ねぎ・・！

五歳の息子は、スイカの切れ端と三日月の形のページで
目をまんまるにして「あっーーー！似てるー！」と驚いていました。
ほんと、面白いですね。
それから次に驚いてたのは、かたつむりの赤ちゃん。
小さいのにちゃんとかたつむりなんですね。
二人で「へぇぇ〜ほぉぉ〜」と感心しました。

文は短くて、しかも大きな字。
（そして字も丸めなんです。）
リズムがよくて、子どももスラスラ読めました。
にゅるにゅる、もぞもぞ、にょこ！
自然のなかの丸いもの・・・自然造形の不思議を感じますね。

きれいな写真絵本です。

読んでみて「うわ〜、うちの息子の好きそうなものばっかり！」と思いました。
シャボン玉、西瓜、月、カタツムリの卵、ダンゴムシなど・・・。

文章も「ころん」「ごろん」など楽しく、私が色々な声や抑揚で工夫して読むと大笑いします。

私は、裏表紙のびっくりしてたまになってしまった「ハリネズミ」と「アルマジロ」の写真が、かわいくて好きです。

表紙のシャボン玉の美しさにももちろん見とれてしまうんですが
中身もすごくステキです。
タイトルが示すとおり　丸いものを写真で綴っていくのですが
シャボン玉、里芋の葉っぱの上に丸く転がる水滴、スイカの形状など
まるくてかわいくて子どもも私も目が離せません。
ちゃんと子どもたちの好きな丸いものをポイントとしておさえているところが
心憎いな〜〜〜と思ってしまいます。
ちょっと変わったフォントで“まるいもの”をイキイキと感じさせる演出もさすがだなあと思いました。
とにかく一度手にとってみてください。
ほ〜〜〜っとため息が出そうですよ。

円でも丸でもなく「たま」がいっぱいの絵本。
巻末の解説のページにもありますが
本当に「たまってふしぎ」ですね。
シャボン玉が映す世界がこんなだったなんて初めて知りました。
（表紙の写真を見て解説もぜひ読んでみてください。）
たくさんの球をこんなふうに紹介されると
なんだか神秘的な物のように感じます。
「たまは命のみなもと・かたまり」
そんな言葉が思い浮かびました。
でも…私が読んでいるのを横から覗き込んでいた息子が
飛びついてきたのは　すいかと三日月が並んでいるページでした。
「すいかが空に浮かんでる？」
言われてみれば　そう見えないこともないけど…と
息子とちょっと面白い会話をした絵本でもあります。