息子はカムルチー(ライギョ)が大好き。
そんなライギョの本があると図書館で借りてきました。
絵本ではなく少し字の多い児童書です。
友達だったライギョとタナゴ、小学校に入学して二匹はそれぞれ違うクラスに分かれます。
ライギョは給食の食べ方を学びます。
ライギョの給食とはすなわち...小さい魚「タナゴ」です。
ライギョはフナやタナゴのような生きた魚を食べて大人になるのです。
初めてしったライギョの子どもはショックを隠せません。
タナゴはかくれんぼのやり方を学びます。
大きな魚に食べられない為の勉強です。大きな魚にはナマズやウナギや、ブラックバスや、もちろんライギョも入っています。
ライギョとタナゴの心情をとてもうまく表現している本で読んでいると切なくなってしまいます。
食物連鎖について、考えさせられます。
でも、最後は笑顔で終われてよかったです。
何度も読み返したい本でした。