『ふしぎなえ』『旅の絵本』など 海外にも多く発表され業績に対し
国際アンデルセン賞画家賞、紫綬褒章他 数々を受賞、その独創的で美しい 安野光雅さんの水彩画のファンは多い。
安野光雅さんの本はいつでも不可思議。
見開き右と左ページにひかり≠ニ影≠フ国のお話が灯ります。
雪降り積もる寒い夜にマッチを売る少女。
野山のずーつとむこうにある秘密の「かげぼうしの国」にも冬が来ます。
日照時間が少なくなり暇になったかげぼうし達が、世界のあちこちから帰ってくるのです。
二つの国を自由に行き来できる唯一の男、見張り番。
ふたりの影がひとつにかさなったとき、安野さんのふしぎな魔法がかかります
〜つきまとって離れぬ想いを、おもかげや影を引きずるとも言いますね。
迷い込んだかげぼうしの国の結末はいかに・・・?
かげとひかりの創造の国へご一緒に・・・ どうぞ。