ディズニープリンセス じぶんもまわりもしあわせにする おやくそくブック(Gakken)
SNSで話題!すてきな大人になるために大切にしたい「おやくそく」を紹介する絵本。
ちょうおもしろい(フレーベル館)
超おもしろい、腸の世界を探検しよう!
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11件見つかりました
食べ物にも困る貧困生活。 父親不在の家族に3姉弟と夜勤で働く母親。 子どもたちのみすぼらしい服装を見ただけで、胸が熱くなります。 母親が出かけた後の「ジャガイモどろぼう」も、収穫してきたものが「いしころ」であることも、絵を見ていると推測できてしまうのですが、それ以上に子どもたちの真剣さが伝わってくるのです。 母親のために良いことをするのだと、姉のメイベルは自分に言い聞かせているのです。 何も知らない末っ子のエディは、やっていることが理解できません。 子どもたちが必死になって持ち帰ったのは石ころだったけれど、とても大切なものを持ち帰ったようです。 父親不在の重さを痛感させられる一冊。 なんだかジーンとしてしまいました。
投稿日:2011/11/29
ぼくとお姉ちゃんと小さい弟、そして働き者のお母さん。 一家は貧しく、働きづめのお母さんは疲れている。 お母さんを助けよう!と、頑張ることにしたきょうだいたち。 さて、お姉ちゃんが考えたその方法とは・・・? お母さんへの思いやりから始まるお話しは、 また新たな思いやりをよび、みんなの笑顔を生み出します。 誠実に生きる心の豊かさを教えてくれる一冊。 子どもの笑顔のために、頑張ろう。
投稿日:2011/11/20
表紙の素朴な色合いのイラストに惹かれ、手に取りました。 貧しい家の3人の子供たちが、お母さんを助けるため、じゃがいも畑から収穫されないじゃがいもをとってしまおうと試みます。でもとってきたのは、じゃがいもではなくて…… 子供たちの行動は間違っていましたが、周りの大人の対応が素敵でした。 大人がとるべき行動を教えてくれているようで、感動しました。
投稿日:2021/11/02
食べ物さえ満足に食べれない貧困というのが、気の毒です。 夜勤までして働きづめで、母さんの役に立ちたい思いやりの気持 ちがわからないわけではないですが、やっぱりジャガイモ泥棒は よくないと思いました。母さんに見つかってよかったんだと思いま した。ジャガイモが、小石だったのもよかったと思いました。 ケニーさんのところに謝りにいって、ケリーさんが優しくて思いやり のある人でよかったし、母さんからお仕置きされたのも母さんの 愛情を感じることが出来ました。でも、読んでいるとやっぱり 悲しくなりました。貧しくても、お腹いっぱい食べれる生活は したいなあと思いました。
投稿日:2019/10/21
「泥棒したね」 と、7歳児は盗みがよくないことだとわかっているから、 ほとんどが石ころだったことにも 泥棒したんだから、仕方ないって感じだったのですが、 父親もいないし、母親が夜も働き、 3人の子の食べるものさえも十分に与えられない貧しさの中、 お姉ちゃんが寒さを覚悟で、弟たちにも 泥棒させるなんて、よっぽどの気持ちだったろうし、 お母さんもそれを知ったとき、 嬉しく、情けなく、つらかったろうと思います。 とても考えさせられました。 運よく、こういうことを経験することもなく 今まで生きてこられましたが、 今でも、日本でも貧困の子どもがいて、 世界にもこういう子どもたちがいることを忘れず、 日々に感謝し、できることで力になっていきたいと思いました。
投稿日:2019/09/13
貧困さゆえに何かを盗むというのは今の日本ではあまりないことだと思いますが、戦後の物のない時代にはこういうこともあったのだろうと思うのです。 明らかに生活に疲れ切った母親。それを助けたいと願う子どもたち。前半と後半では母親の表情が全く違います。 豊かさの中で見えなくなっているものがあるとしたら、こうした家族のつながりや愛情のこもったやりとりなのかもしれません。 私たちは今年大きな震災を経験し、家族のつながりを深く考えさせられましたが、年末に来てその思いもどこか風化してきている気がしています。 愛情にしろ思いやりにしろ、目には見えないものです。大切なものは目に見えにくく普段は感じにくい、そうしたものを絵本は私たちに見せてくれるそんな気がします。 家族の温かさだけでなく、ケニーさんの粋な計らいも心を打ちます。 高学年で読んでみたい本です。
投稿日:2011/12/16
カレン・へスの作品は最近私の中でヒットしています。 テーマにインパクトのある素敵なお話をたくさん書いてくださっています。 石井睦美さんの邦訳も素敵でした。 どこかで他の話も読んでいると思って検索をかけてみたら、少し前に読んだ『すみれちゃん』を書いている作家さんでした。 (邦訳している作品も多いようです) ウェンディ・ワトソンさんの絵も、物語のイメージにすごく合っていてよかったです。 子どもたちのほそっこい感じも、それこそ、石ころだかじゃがいもだか区別のつかない小さな塊たちも、すごく“それっぽく”って、いい感じでした。 一番お気に入りのシーンは、こっそりじゃがいもを拾い集めているとき、突然やってきた車のヘッドライトに驚いて子どもたちが畑の畝の中に隠れるところ! 食べるのもままならない切実な環境で位している子どもたちを描いているにもかかわらず、コミカルなこういう場面はホッとします。 読んであげるなら4,5年生くらいから中学生・高校生のお子さんたちにいかがでしょうか?
投稿日:2011/11/19
お母さんは 子供を育てるために働きどうし でも貧しくて食べるものも少なく 食べ盛りの子供たちは じゃがいも泥棒に行くのです お母さんが働きに行った間 「お母さんの 手助けをするのよ。」お姉ちゃんの言葉 ケニーさんのジャガイモ畑に三人で出かけるのです。 月明かりの中 しかし 車が来たときは みんな 身を伏せて 見つからないように隠れます こんなにしても じゃがいもがほしかったのでしょうね 食べ盛りの子供には ところが じゃがいもだとおもったのはいしころで じゃがいもはほんの少ししかなかったのです。 子供たちのショック ぼくら三人は役立たずのこどもで、なんの価値もないものに思えてきた。(子ども心にこんなのとを思うなんて・・・・) 帰ってきた お母さんは ケニーさんのところに返してきなさい お母さんは 喜ばなかったのです。 ケニーさんは 子供の話をきいてくれ その言葉のありがたさ 「来年 じゃがいも畑に来て 石を袋に詰めてくれよ。その時見付けたじゃがいもは きみたちが持って行ってもいいんだよ。」 なんという 優しい言葉だったでしょう(涙が出てきますね・・・) お母さんを楽にさせたいために 子供たちがした行為 しかしどろぼうは良くないことです。 母として 子供に何が正しく 何だ悪いことかを教えること。 子供と友に貧しくてもみんなで生きていくこと。 このお母さんは その事を子供たちに教えたのです。 ケニーさんの心優しさにも救われますね!
投稿日:2011/10/26
「クラシンスキ広場のねこ」をはじめカレン・ヘスさんの作品は、歴史上の設定を用いた作品が多いようです。 この作品も扉絵の荒涼とした土地の様子から、世界恐慌並の経済的打撃を世間が受けている時代を想起させられます。 夜勤の母親の留守中月夜の中、隣の家の収穫が終わったじゃがいも畑から、収穫されず捨て置かれているこぼれじゃがいもを無断で獲りに行こうとする三姉弟。 貧困がもたらす悲しくもいじらしい罪です。 切ないのは、自分たちの行為がいけないことであることを知りながら車のヘッドライトにびくつきいも拾いをする様子。 隣家にも誰にも気付かれず持ち帰ったものは、・・・。 そして、帰宅した母親の言葉。 貧しくとも人間としてのプライドを持ち子どもたちを諭します。 ここで、私がこの子らの母親ならどうするだろう? 私が子どもで、このような状況だったならば、・・・? 等々、考えさせられました。 ラストは、カレン・ヘスさんらしい展開に胸がすきます。 隣家がケニーさんのような方ばかりならば救われますが、現実は?とまた考えさせられてしまいます。 これからの世の中、子どもたちがこのような悲しい罪を犯さぬような社会を大人たちは保障してやらねばならないと思いました。 今、この瞬間にも自分の身の丈より長い銃を抱え、戦場に立っている子どもがいることも忘れてはならないと改めて思いました。
投稿日:2011/10/20
貧しい母子家庭が舞台です。 「ぼく」は、お母さんが夜勤に出かけた後、姉のメイベルの発案で、 弟のエディも一緒に、ケニーさんの畑からじゃがいもを「収穫」することにしたのです。 ところどころ破れている衣服から、この家族の貧窮ぶりが伝わってきます。 月明かりで「収穫」に励む「ぼく」たち姉弟ですが、 帰宅して確かめると大半は石ころだったという訳です。 しかも、お母さんには叱られるし、散々だったものの、 お母さんの言いつけで返しに行ったケリーさんの反応は意外なものだったのです。 泥棒ということをしでかしてしまった子どもたちですが、 大人の対応は素晴らしいです。 ラストの言葉は素敵です。 親としてもジーンときました。
投稿日:2011/10/11
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