「どろんここぶた」を読んでから気になっているアーノルド・ローベル作品です。レビューを読んでこのお話もおもしろそうだと思ったので借りました。
お話の中にお話が入っているというのが、息子には珍しかったようです。ねずみのお話が終わってまた最初の場面に戻った時に「前のお話だ」と喜んでいました。
息子は「こおろぎ」のお話が気に入ったようで、とても受けて笑っていました。
私は「とげのあるき」がよかったです。
食べられそうなねずみがいたちに4つお話をしてしまうところが、千夜一夜物語を連想させました。知恵比べの要素もあって楽しかったです。アーノルド・ローベルはどれもおもしろいですね。また他の作品が読みたくなりました。