最近では、童謡を歌う機会が、減っている気がします。先日、中学生の娘に福音館書店の『うめぼしさんのうたーわらべうた』の中にある、童謡『春よ来い』を歌っていたら、「その歌何?知らない。じょじょって何?」と言っていたので、びっくりしました。こんなことがないようにしたいと思っていた時に、この絵本に出合いました。子供たちに童謡を伝えていくには、絵本でお話を楽しみ、リズムに合わせて歌えるこの絵本は、素晴らしいと思います。絵本の中では、どんぐりがどんな風に再生していくのかも分かるので、科学本の要素もあります。赤ちゃんには歌を歌い幼児は、文章と絵を楽しみ、小学生には科学本としてと、色々な使い方ができる本だと思います。