ああ、よかった!
これで、子どもの頃のモヤモヤした気持ちが晴れました!
私が知っているのは、
「泣いてはどじょうを困らせた」までの歌詞。
だから子どもの頃は、これって可哀想な歌だと思っていました。
とても軽快で楽しいメロディなのに、
そして最初はどじょうと楽しく遊んでいたのに、
やっぱりお山が恋しいと泣いてしまうどんぐり・・・。
知らず知らずのうちに、自分の姿を重ねていたのかもしれません。
どこにいたって、どんなに楽しく遊んでいたって
やっぱり自分のお家が一番だし、お父さんお母さんがいなくちゃねって
どんぐりに感情移入していたのかもしれません。
この絵本では、なかなかハラハラする場面が続きますが
最後はとてもしっくりきますし、穏やかな終わり方です。
スギヤマカナヨさんのオリジナルということで、
なるほど絵本作家さんならではの発想が盛り込まれているなあと感じました。