どことなく昔話風の展開でもあるなあと思いました。
なまけ者の亭主とそれに腹を立てている妻。まあ、現在でもこんな関係はありそうではありますけどね。
読み聞かせが終わった息子。「顔をもう一度見てみたい」と言って絵をじっくりと見ていました。
顔の表情が気になったみたいです。
「たまねぎがさ こんな簡単にできるならいいよね」「でもさ、玉ねぎじゃなくてさ 畑に他のものが植えてあったらどうするんだろう?」とか。
読み終わった後でもいろいろと感想を言っていた息子です。
とても印象に残ったお話だったようです。
旦那さんが怠け者だったのが逆によかったのかもしれないなあなんて思いました。
【事務局注:このレビューは、「ポッダとポッディ」こどものとも 2008年6月号 に寄せられたものです。】