こどものとも506号です。
我が家で一番読み聞かせに反応の良くない長男が大好きだった本です。3歳までに、7回も入院した彼ですが、『かいじゅうたちのいるところ』とこの本は、何度も入院のお供をしました。
あんまり何度も読んだので、ぺーパーバックのこの本は、ボロボロ(残念ながら、こどものとも傑作集には入ってないので、ハードカバーはありません)。
表紙はとれてしまい、補強したところもまたほころび、破れて半分なくなったページもあります。おまけにしばらく行方不明でした。
つい最近、子ども部屋の整理をした娘が、「懐かしいの見つけた!」と持ってきて、みんな大喜びで「読んで、読んで」と、4人で輪になって読みました。
おじいさんがタネをまいたかぼちゃが、どんどん伸びていき、いろいろ場所で見事なおいしいかぼちゃを実らせます。そして、最後には一回りしておじいさんのところに戻ってきて、とてつもなく大きなかぼちゃを実らせるというお話です。
絵がとても楽しくて、細かいところも描きこまれているので、ページのいろいろな場所に描いてある小さいかぼちゃなんかを探すのもとても楽しいです。
久しぶりに読んでも、みんなでワイワイ楽しく読めてしまう我が家でのヒット絵本です。