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おとうさんをまって」 みんなの声

おとうさんをまって 作:片山 令子
絵:スズキ コージ
出版社:福音館書店
税込価格:\880
発行日:2007年11月
ISBN:9784834022988
評価スコア 4.7
評価ランキング 1,804
みんなの声 総数 26
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  • お父さんと男の子の想い

    • ぽー嬢さん
    • 30代
    • せんせい
    • 東京都
    • 男の子3歳、女の子1歳

    汽車に乗って遠くまで仕事に行く父を見送り、オモチャ屋のウィンドーに飾られた汽車を見ながら父の帰を待つ男の子のお話。
    ウィンドーの中の変化から季節の流れが分かり男の子が父を心配し想う気持ちが、とても伝わってきます。
    スズキコージさんの彫りの深い絵が印象的で雪景色は樹氷のようで素敵です。
    オモチャ屋の汽車は売れてしまい無くなってしまいますが、帰ってきた父からのお土産は男の子の大好きな汽車でした。
    父が息子を想う気持ちも、ずっしり伝わってきます。

    投稿日:2008/01/31

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  • イラストが素敵なスパイスになっています。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子12歳、女の子7歳

    イラストはススキコージさんでした。
    内容は、遠い街へ長期出張だか、出稼ぎだかに行ってしまった大好きなお父さんを、犬のワンダと待っている男の子の話です。
    って、まとめてしまうとなんだかものすごく単純なお話のようですが、これが意外に(失礼しました)奥のある物語でした。
    テーマは『汽車』ですね。お父さんが出張に出かける時も、乗っていったのは汽車でしたし、お父さんがいない間、毎日通っていたおもちゃ屋さんで見ていたのも汽車の模型でした。
    汽車を眺めている男の子とワンダとの会話の中に、お父さんを想う気持ちがサラッとでていて、良かったです。
    さらに、この絵本をどこかヨーロッパの古い昔話のような素敵な香りに仕上げてくれているのは、スズキコージさんのイラストのスパイスによるものではないでしょうか?

    投稿日:2008/01/10

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  • 絵を読むこと

    お父さんと息子の絆の深さがじんわりと伝わるお話しです。

    汽車に乗って仕事に出かけたお父さんを思いながら、おもちゃの機関車に見入るぼくとワンダ。汽車が大好きのことがわかります。毎日のようにお店のディスプレイを見に行っています。お店の方も季節に合わせてその様子を変えています。このマメな作業は見る側には嬉しいのだけれど、案外大変なことだと思います。これによって結構長い時間が経ったことがわかるのです。

    おもちゃの機関車は売れてしまったようでしたが、帰って来たお父さんの腕にはプレゼントが。中には立派な機関車のおもちゃが入っていましたね!テキストにはないお話しが、スズキコージ氏の絵から読み取れるのです。

    投稿日:2008/01/04

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  • 早く帰ってきてね!

    スズキコージさん独特の挿絵や文字、作者は違うものの
    スズキコージの世界に引き込まれていきました。

    ぼくのおとうさんは、汽車に乗って遠くへお仕事に出かけました。
    その間、ぼくは愛犬ワンダとお父さんの安否を気にしながら
    お父さんが乗ってでかけた電車に似た、おもちゃ屋さんのジオラマを
    毎日毎日覗いては、お父さんへの思いわはせるのです。

    このおもちゃ屋さんの電車を通して、ぼくとお父さんの深い絆を感じます。
    さりげなく、いぬのワンダに「おとうさん、だいじょうぶかな?」
    とか聞いたりするところも仲の良い親子って事がよく分りますね。

    お話し全体に暖かみを感じるし、はっきりと描かれたスズキコージさんの挿絵が
    インパクトが強く、ぼくのワクワク感を表してるように感じます。

    投稿日:2007/12/11

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  • “ぼく”を温かく見守るような絵

    汽車の模型をながめながら想うのは、汽車に乗って仕事に
    行ったおとうさんのこと…。静かなストーリーに関わらず
    次男は何度もこの絵本を読みたがりました。

    スズキコージさんの絵に魅せられます。例えば、
    おもちゃやのショーウィンドーの移り変わりが時の流れを伝えている所。
    犬の“ワンダ”と一緒にショーウィンドーに鼻を押し付けて
    汽車を一心に見つめる所。
    りくばしの上からおとうさんを乗せた汽車を見送るところなんかは、
    せつなくなります…。
    でも感傷的になりすぎず、おとうさんの帰りを待つ“ぼく”を温かく見守るような、
    そんな描き方をされています。
    。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
    おとうさんの オーバーって いいな、とおくから 
    かえってきたときは、きしゃの けむりの 
    においがするんだよ。
    。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

    この一文と、そのページの後ろ姿の絵も大好きです。
    スズキコージさん自身世界各国を旅していらっしゃるようで。
    やっぱりこのおとうさんみたいに、汽車の煙のにおいがするオーバーを
    お持ちなのかな、と思ってしまいました。

    投稿日:2007/12/10

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  • お父さんと子どもを繋ぐ汽車

    • 金のりんごさん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子11歳、男の子8歳、男の子6歳

    作者は片山令子さんですが、スズキコージさんの絵と字体なので、どうもスズキコージ作品のような気がしてしまいます。なので、つい何か妙な展開になるのではなどと余計な詮索をしながら読んでしまいましたが、極めて真っ当なお話でした。

    遠くへ仕事に行くお父さんの乗る汽車を見送っている「ぼく」。そして、お父さんがいない間は、いつも、おもちゃ屋さんのウィンドーに飾ってある、お父さんの乗る汽車そっくりの汽車のジオラマを見に行きます。
    ウィンドーの中の風景が変わるのを見ては、お父さんに思いを馳せますが、ウィンドーの中の風景が何度も変わって、とうとうお父さんが帰ってくる日がやってきます。

    遠くへ出稼ぎに行くお父さんと、お父さんを想う子どもの姿を、重苦しくなく描いていて見事です。スズキコージさんの絵もどっしりと重厚で、この正統派のお話にとてもマッチしています。
    おもちゃの汽車が、お父さんと「ぼく」を繋ぐ拠り所のような役割を果たしていて、お店の中で走っている姿が、スポットライトを受けたみたいに輝いて見えます。
    15年も前に出版された本ですが、古臭さなどなく充分読み応えがあります。

    投稿日:2006/06/13

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