だいちゃんは、夏休みに、いとこのこうちゃんの家に遊びに来ました。こうちゃんのお家のそばには海があります。だいちゃんは、こうちゃんと海で魚釣りをしたり、こうちゃんの兄弟みんなで砂浜でご飯を作って食べたり、海辺で遊んで過ごします。
「だいちゃん」とは多分、作者の中村さんで、幼い頃の夏の思い出なのかなと思います。
時代背景は、かなり昔な感じがするので、おじいちゃんおばあちゃん世代(今70代くらい?)の子ども時代かな??と想像しました。
そのせいか、子ども達には逆に新鮮に感じるようで、絵もちょっと古い感じがするし、お話の内容も、夏休みのある一日っていう感じで淡々としていて渋めの絵本ですが、我が家の子ども達には結構人気の本です。
また裏表紙(っていうのかな?)に、こうちゃんの近所の地図が載っていて、それを見ながら絵本を読むのもとても楽しいですよ。