だいちゃんとうみ」 みんなの声

だいちゃんとうみ 作・絵:太田 大八
出版社:福音館書店
税込価格:\1,100
発行日:1992年04月
ISBN:9784834010985
評価スコア 4.34
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みんなの声 総数 31
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31件見つかりました

  • 夏休みのたのしみ

    九州の方言なので、大村に住んでいたので懐かしくなります。
    後ろの裏表紙に地図があって、なんと大村じゃないですか!
    太田さんは大村のご出身なんですね。
    一気に親近感が沸きました。

    だいちゃんは、夏休みに毎年ここに来ているのでしょうね。
    きっと楽しみにしていたのでしょう。
    親元を離れて親戚に泊まるのは、のびのびできるし、いとこたちと遊ぶのは何より楽しかったでしょう。

    特別な夏休みの一日をていねいに描いてあって、自分も大村にいるような気持ちになります。
    子どもの頃を思い出します。

    原画展でこの絵本の原画を観る事が出来ました。
    とても美しい絵でした。
    文章の下の絵もいいですね。

    投稿日:2013/06/28

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  • 海での過ごし方

    一昔前の田舎の風景でしょうか。
    海の恵みを、ぞんぶんに満喫していますね。
    方言だったり、漁の道具だったりと、なじみのない言葉も多かったですが、ピックアップして絵があったので、上手くイメージできたと思います。

    投稿日:2012/07/20

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  • 夏休みにいとこたちと遊ぶ経験

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子16歳、女の子11歳

    《こどものとも》傑作集の1冊です。
    だいちゃん(主人公)が海が近い親戚の家に行った時の話なので、読んであげるならやっぱり夏!
    できれば夏休み前後がいいですね〜。
    太田大八さんの、いかにも小さな漁村をイメージした村や海の風景が心地よかったです。
    たわいもないはんなしですが、今はこういう経験ができる子も少なくなってきたと思うし、その代わりといってはなんですが、こういうお話で、田舎やいとこたちとの遊びを体験させてあげてもいいかな〜と、思いました。

    ちなみに私は子どもの頃、毎年のように夏と冬はいとこたちと遊びましたが、主人(ですら)はいとこと遊んだ記憶はほとんどないそうです。

    投稿日:2011/10/23

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  • こんな夏休みだったら

    だいちゃんは夏休みにいとこのこうちゃんのうちに行きます。

    こうちゃんの家は近くにうみがあり、やまがあり、
    自然がたくさんのところです。

    飯ごうでご飯をたいたり、すぎでっぽうを作ったり、
    今では見られない風景が
    絵本の中に広がっています。

    子供はそんな風景に引き込まれるように絵本を見ていました。

    こんな夏休みがすごせたら、どんなに素敵でしょう。
    最後のみんなで食事をしている絵がほっとなごませてくれます。

    投稿日:2009/12/21

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  • おじいちゃんの子どもの頃?

     だいちゃんは、夏休みに、いとこのこうちゃんの家に遊びに来ました。こうちゃんのお家のそばには海があります。だいちゃんは、こうちゃんと海で魚釣りをしたり、こうちゃんの兄弟みんなで砂浜でご飯を作って食べたり、海辺で遊んで過ごします。

    「だいちゃん」とは多分、作者の中村さんで、幼い頃の夏の思い出なのかなと思います。

    時代背景は、かなり昔な感じがするので、おじいちゃんおばあちゃん世代(今70代くらい?)の子ども時代かな??と想像しました。

    そのせいか、子ども達には逆に新鮮に感じるようで、絵もちょっと古い感じがするし、お話の内容も、夏休みのある一日っていう感じで淡々としていて渋めの絵本ですが、我が家の子ども達には結構人気の本です。

    また裏表紙(っていうのかな?)に、こうちゃんの近所の地図が載っていて、それを見ながら絵本を読むのもとても楽しいですよ。

    投稿日:2009/05/27

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  • 素敵なサマータイム

    昔の漁村風景と田舎の風景が素朴でよかったです。何年か前になるけれど、絵本の裏の地図が旅行先で泊まったところだったので、懐かしくてとても嬉しかったです。でも絵本のようには、田舎ではなかったです。朝から晩まで夏休みをいっぺんで満喫したよう・・・・な気持ちです。
    夏は、まだ7時頃まで明るいから、夕ご飯まで遊んでいたのは、同じなんだと思いました。海の色がページごとに違い綺麗です。昔のよき時代を人の温かさが伝わる絵本です。

    投稿日:2008/10/23

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  • うらやましい。。。

    私の実家も田舎です。山に囲まれたとこですが自然が豊かで実家に帰ると子どもはのびのびと外で遊んでいます。
    家にいると、テレビとか見ているけどやっぱり子どもは自然の中でのびのびと過ごすのがいいな。と思います。

    このお話は現在ではあんまり見れないのかな?という昔の子どもの遊びというか一日の過ごし方ですがとっても素敵です。
    大人が一日一緒に過ごすのは大変そうだけど、子供同士ではこうやって前は遊んでいたよな。。と懐かしくなる本です。

    まだまだ、いつも親と共に行動している娘ですがもう少し大きくなったらひとりでお友達の家に行ったり、遊んだりするんだろうな。と思うとちょっとせつなくなりました。

    小学生の夏休み前に読ませたい本だと思いました。

    投稿日:2008/08/19

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  • なんて豊かな昔のこどもたち・・!

    • 10月さん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子3歳

    たぶん私の子ども時代よりもっと前のころのお話かな。
    (夕飯を呼ぶお母さんが提灯を持っているので)
    こんなに自然豊かな子供時代ではなかったけど、
    昔の日本を感じさせる内容に、懐かしさをおぼえました。

    そしてなんて昔の子供たちの遊びは逞しく、豊かで、素晴らしい!!
    ・・・我が子にももっとこんな体験をさせなければなぁ・・なんて
    思いました。

    この日の夕飯がたまたま「きす」というお魚の干物でしたので、
    魚釣りのシーンで「きす」が出てきたのにはグッドタイミング。
    「ほら、さっき食べたお魚と似ているよね。同じ魚だって」と
    息子に。釣り船の中の「いけす」に釣れたお魚を放すことを
    説明すると、息子は興味深そうにしていました。
    方言いっぱいなおじさんの話し言葉を読むのも、なんだか
    楽しかったです。
    夏休みのころに読むといいでしょうね!

    投稿日:2008/06/12

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  • 昔のおだやかな日本の漁村がある

    「かさ」や「ともだち」の作者である太田大八さんの絵本なので図書館で借りてみました。
    本当に太田さんの描く絵はとてもあたたかくて、しっとりとしていて、とてもココロにしみますね。
    お話も太田さんの小さい頃のお話かな…?と思うような,昔のおだやかな日本の漁村のゆったりとした一日です。
    1歳半の息子にはちょっと早かったみたいですが、もう少し大きくなったら改めて一緒に読みたいと思います。

    投稿日:2007/07/03

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  • 一種のファンタジー

    • AAさん
    • 30代
    • ママ
    • 山口県
    • 女の子5歳、女の子3歳

    この本に描かれている夏の日の出来事はもう一種のファンタジーでしかないかもしれません。
    そう思って読むとさびしい気持ちはしないし、かえってワクワクします。

    私の住んでいるところは全く都会ではありませんが、ほとんどが昔の日本のことかなと思われることが多かったです。
    子供は、方言をはじめ分からないことだらけでいまいち反応はなかったですが、この世界観を伝えたいので夏休みにはまた読み返そうと思います。

    それにしても、この本を読むと海のにおいがしてきて、ごはんが食べたくなります。
    ああ、海の幸食べたい。

    投稿日:2007/05/02

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