「昔話を読んでほしい。」ということで、選んだのがこのえほん。
主人公は、関西弁のたこやはちべえさん。
はちべえさんだけかと思ったら、皆、関西弁でしゃべっていました。
おとひめさままで・・・ちょっと笑ってしまいました。
さて、このはちべえさん、ただ者じゃありません。
とっても欲深。
そのために、海の中に入るはめに。
そして、そこで竜宮城までいくことになるのだけど。
どこにいても、はちべえさんの欲深さに、あきれてしまいます。
でも、そこがまた、なかなか面白い。
「うらしまたろう」の続きのはなし?みたいな感じです。
正当な(?)昔話というよりも、創作昔話みたいな気がします。
昔、はちべえさんが、九州から大阪へいく船での旅の途中の出来事で、
なんとか最後に行き着いたのが大阪。
でも、どこか変!?
どうやら現代の大阪に飛ばされてしまったようです。
最後の最後まで、欲深なはちべえさんでした。