いわたくんちのおばあちゃんは、
家族と一緒に写真を撮りたがらない。
家族みんなで写真を撮ろうとすると、「いやーよ」って言う。
その理由を知っているよ、と
いわたくんの友達、この絵本の主人公である“ぼく”が語りだす・・・。
物語が非常に分かりやすく、
まるで目の前で話を聞いているような気持ちになります。
途中から、あまりにも辛い内容に 涙がこぼれました。
でも、これは本当の
信じられないけれど、
ほんの少し昔に日本で起きた、本当の出来事なんですよね。
どうして、こんなにひどいことが起こったんだろう。
誰が、こんなことをしようって言い出したんだろう。
いわたくんのおばあちゃんの他にも、
同じおもいをした人が、きっと沢山沢山いたはず。
最後ページに書かれている、“ぼく”の言葉。
私も、“ぼく”と同じ気持ちです。