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箱のなかにはいっているのは?!
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広島にいるときっと他の地域にいるよりも多く原爆記念日に関することを学校で学んでいたと思います。原爆記念日は登校日でもあったし、原爆に関する映画を学校でよく見ていたのを覚えています。同じ広島に住む人の実話だからこそ、余計に他人事とは思えない。父が子供のころのあの日、原爆の日の光を見たという話をしてくれたのを思い出しました。本当に恐ろしい出来事。おばあちゃんが写真を嫌がる気持ちもわかります。辛い中必死で頑張ってこられたこと。胸が苦しくなりそうです。このお話は、子供たちを怖がらせるのではなく、子供たちが自然と戦争はいけないことだと理解してくれることのできる本だと思います。多くの子供たちに読んでもらいたいと思いました。
投稿日:2024/10/17
日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)がノーベル平和賞を受賞したニュースを聞いて再読しました。 広島原爆の爆心地近くの小学校の運動会は、平和そのものですが、校庭には原爆で生き残ったにわうるしの木が残されています。 そして平和学習でいわたくんちのおばあちゃんが被爆体験を語ります。 これが実話だと知って、とても重いものを感じました。 爆心地近くで暮らしていた当時高校生の智津子さんは、缶詰工場で仕事をしていたおかげで一人生き残り、家族を一瞬にして失ってしまったのです。 はまのゆかさんの絵で、緊張感は抑えられているものの、事実は事実としての重みがあります。 最後に撮った家族写真を後日手にすることができて、智津子さんの家族は一枚の写真の中にしかいないのです。 智津子さんが、写真を撮られるの嫌がるのは、恐ろしいほどのトラウマからでしょう。 この絵本は、終盤に来て、平和の大切さと戦争反対の声を連呼して終わります。 実際の家族写真を見て、あとがきをよんで心が震えました。 この絵本を読んで、なお核保有を肯定できる人がいるとは思えません。 政治家たちにすすめる絵本です。
投稿日:2024/10/14
全ページ試し読みの期間限定企画で売上が伸びたという絵本ナビ社長のコメントを読んで、気になって読んでみました。 2022年、ロシアとウクライナの戦争が長期化している今こそ、子どもに読んで欲しいと思う1冊です。開戦当初は衝撃があったものの、今では日常の一コマのようにニュースが流れているので、改めて戦争の悲惨さを知ってもらいたいと思いました。 教科書にも掲載されているようなので、戦争は家族をバラバラにする悲惨な出来事であることを知ってもらい、明るく幸せな未来に繋げていって欲しいと強く願っております。
投稿日:2022/12/23
広島市に住んでいる主人公のぼくは、小学校四年生。 いわたくんという、六年生の友だちがいます。 そのいわたくんには、ちづこという名前のおばあちゃんがいますが、おばあちゃんは、家族写真に絶対に参加しません。 その原因は、第二次世界大戦で投下された原子爆弾にあります。 そのことを、ぼくは小学校で行われた平和学習で知りました。 いわたくんのお母さんとちづこおばあちゃんが、みんなの前で話してくれたのです。 日本は平和な時代が何十年も続いているので、戦争のことを忘れがちです。 でも、にこにこ笑って幸せそうに見えるちづこおばあちゃんは、今でも家族写真に参加できないくらいに傷ついています。 もしかしたらその傷は、一生癒えないかもしれません。 主人公のぼくは、この本の最後で宣言します。 ぼく 戦争 せんけえね。 おとなになっても、 戦争せんよ。 ほんとよ。 私たちみんなも、心がけなければいけないことだと思いました。
投稿日:2021/01/17
途中から涙が止まりませんでした。 絵本でこんなに泣いたのは多分これが初めてです。 写真を撮られるのが嫌いないわたくんちのおばあちゃん。 それは一枚の写真に、辛い辛い思い出があるからなのです。 写真を撮った後、悲劇が起こりました。 子供の頃、広島県の原爆ドーム近くに住んでいた、いわたくんちのおばあちゃん。 あの、原爆が投下された日、原爆で家族全員を失ったのです。 3人のかわいい妹も大好きな両親も。たった16歳で、ひとりぼっちになったいわたくんちのおばあちゃんが、どんな想いで生きてこられたのだろうと思うと本当に本当に胸が張り裂けそうになります。 戦争は遠い昔のことではない、未来のことになるかもしれない。 本当にその通りだと思います。 世界平和を願う絵本はいくつか読みましたが、実話に基づいて描かれた本作は、とても心に響きました。 こんな過去があったことを絶対に忘れてはならない、改めて気づかされました。
投稿日:2020/08/28
ああ、もう、どうすればいいんだろう。いわたくんちのおばあちゃんの「いやーよ」が心に突き刺さる。戦争は絶対にだめ、なんて、もう何千回、何万回と言われてきた事だけど、こういった、普通にその時代を生きてきた方のリアルなエピソードが一番心に突き刺さる。
投稿日:2019/06/24
8月6日に、子供達と一緒に読みました。 原爆をテーマにした絵本は多々ありますが、まだ子供が幼いので、最初のとりかかりには、あまり衝撃的な描写のないものを選びました。 自分達と同じような、現代の学校や子供達が出てくるので、子供達にも「遠い昔の、遠い町のこと」ではないのだと、感じられたと思います。 最後のページで、写真が載っているのを見た時には、ハッとした顔をしていました。 これは実際に起きた事なんだ、と思い知ったのでしょう。 大切な家族が一瞬でいなくなり、ひとりぼっちになってしまった。 想像するだけで、なんとも言えない悲しみと悔しさがこみ上げてきます。 どうか、もう二度とこんな酷くて哀しい事が起こりませんように。切に願います。
投稿日:2018/08/23
忘れてはいけない事だなと改めて思いました。こういうことを伝えていくのも親の仕事かなと思います。 この男の子のように感じられる子に育って欲しいなと思いました。
投稿日:2011/11/07
原爆という重くて辛い題材を、静かに伝える絵本です。テキストも絵も読者に媚びるところがなく凛としています。7歳の娘に読んで聞かせました。家族みんなが一瞬にして死んでしまった事実が、最後のページの本当の写真のところで、現実になってしまい、泣き出してしまいました。娘にはこのページはとばした方が良かったようです。もう少し大きくなったら、自分で読んでもらいたい一冊です。
投稿日:2011/10/09
小4息子の国語の教科書に掲載されていて知った作品です。 読み始めてすぐには気付かなかったのですが、戦争に関する お話だったのですね。 運動会の時、写真を撮られるのを「いやーよ」と頑なに断り続ける、 いわたくんのおばあちゃん。 その理由を知らないうちは、「いやーよ」を軽い気持ちで楽しげに 読み聞かせていた私ですが、その言葉に隠された深く思い理由を知って、 後半の「いやーよ」は、全く違う気持ちで読み聞かせることになりました。 これが戦争。これが真実。現実にあった、辛く、苦しく、悲しい過去のお話。 これが事実であったことを、何よりおばあちゃんの写真が教えて くれているように思います。 「戦争」を風化させてはいけないと、子どもにも伝えることが出来る、 とても素敵な作品でした。
投稿日:2011/08/17
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