私はフリマやバザーが大好きです。
掘り出し物を見つけるのも好きだし、手作り品の、おしゃれで温かみのあるところも大好き。
そしてなにより、リサイクルはよいことです。
そしてうちの子供も、連れて行かれるうちに、大好きになってきたらしい。
最近、リサイクルに関するビデオを見たせいか、いやいや、やっぱり中古の玩具や絵本を買ってもらえるせいか…
で、そんな彼が、大好きなボビンとプッチがバザーを開くこの絵本、もちろん見逃すはずがありません。
あとがきの、作者紹介に出てくるホームページをすかさず見つけて、「見せて見せて」とおねだりする程、好きなシリーズですし。
今回ボビンとプッチは、バザーを開くことになりました。
町のみんなから、要らないものを集めます。
リサイクルの精神が、よく描かれているので、子供にも分かりやすいと思います。
ただね、やっぱりこのシリーズは、大人が読むと、「絵」を見る絵本だな、と思うんですね。
お話がちょっと、絵におっついていないというか。
学者のうまおじさんのお家のガラクタ、ついこれが何か騒動を引き起こすんじゃ、と大人は思ってしまうのですが、
そのままスルーなんですね。
そこに物足りなさを感じます。
でも…子供はやっぱり大好きなんです。
まあ、絵本は大人のためのものでもありますが、
大方は子供が楽しむためのものですから、こんな絵本のありかたも、もちろんいいと、思います。
(だけど…うまおじさんちのガラクタが…ブツブツ)←しつこい