「こぐまになったピーナ」 みんなの声

くまとお友達になりたいと思っているピーナにとって最高のプレゼント。
くまそっくりの着ぐるみです。

森のくまさんたちの冬眠明けのお茶かいとやらに参加しているシーンは、なんともくまたちの表情が愛くるしくて、癒されます。
ピーナだけは着ぐるみなので目に表情がないのも、うまく描かれています。

ピーナの耳や鼻が取れるシーンのくまたちの目が点になる顔の可愛い事。

一瞬、どうなるんだろうと空気がピンと張り詰めますが・・

良かった。
お話の世界は、いいですね。皆ピーナを大歓迎、温かいお茶会が続けられます。
とても楽しそうなお茶会シーンです。
最後まで、心あったまるお話でした。

こんなことが本当にあったらなんて楽しいでしょうね。嘘をつかずに正直に話すことの大切さも学べる気がしました。クマになれた瞬間、本当に楽しかっただろうなあ。素敵で優しさあふれる１冊でした。おやすみ前の読み聞かせにもピッタリです。

着ぐるみをお母さんに作ってもらい、大喜びでしたね。

一人で出かけていき、ピーナはまいごの子クマちゃんを
みつけ、いっしょにみんながいるところをさがしてあげて、
やさしいおんなこだなと思いました。

着ぐるみの鼻がとれたり、耳がとれたりしても、
子クマちゃんが大事などんぐりをくれたのは
やさしさにはやさしさでお返しをしたのかなと
感じました。

全ページ試し読みで読みました。

クマの大好きなピーナは、おかあさんから可愛いくまの着ぐるみ

を、プレゼントしてもらったので、内緒でお家の裏の森に入って

行きました。迷子になったこぐまと出会ったので、おかあさん探し

を一緒にしていると、くまたちがお茶会をしていました。

くまくまダンスをして楽しんでいたら、着ぐるみの鼻や耳・目までが

取れて人間だとわかってしまいましたが、正直に告白したおかげ

で、お友達になれて来年のお茶会まで約束したお話で、ほっと

しまいした。くまさんたちのお茶会は、美味しそうなごちそうでいっ

ぱいでしたよ♪

絵がきれいでした。
くまが大好きなピートは、くまの着ぐるみをプレゼントにもらいました。それを着て、森に出かけると、本物のくまの子に遭遇。
人間だということを隠して、くまたちの中に入っていきます。
優しい気持ちになれるお話です。

ややレトロなイラストが可愛らしいです。
女の子とくまたちの、ちょっと変わった出会い。
途中、人間だと告白したときに
「仲間はずれにされちゃうんじゃ・・・」
とドキッとしましたが、優しい世界観でした。
作者さんが、子どもの頃からのお友だちというところに
なんだか好感をもちました。
本作がデビュー作なのですね。
ほかの作品も、読んでみたいです。

人間だと知ってもあたたかく受け入れ、くまと人間の子ピーナが仲良く過ごすというお話。
たべられるのでは？というドキッとした緊張感のあと、ほっとする気持ちが楽しめます。
あたたかくてほのぼのするお話だな。と思いましたが、子どもはせっかくくまさんとお友達になれたのに、また1年後。というのに、悲しい気持ちを味わっていました。
物語は、自分の境遇やタイミングによって、いろんな感じ方ができるんだな。って改めて感じました。