なんて透明感のある綺麗な絵でしょう!
可愛い若キツネの表情に引き込まれてページをめくると、そこには本当に綺麗な冬景色が広がっています。こんな絵を見ると、ただ寒くて嫌だなーと思う冬の一日も、キラキラと輝いてくる気がします。
いろんな動物や鳥に出会い、冬越の仕方を尋ねる、あどけなくて可愛い若キツネ。そして、自分との違いを感じて、自分をみつめて考え、知らずしらずのうちに成長していく若キツネ。最後、素敵な彼女と出会って一緒に踊る若キツネの姿は、喜びと自信に溢れているように思えます。ロマンティックで微笑ましい素敵な一冊です。
寒い冬の一日も、とびきり素敵なこんな絵本をじっくり味わえば、心ぽかぽか温かくなりますね!