白ウサギの“ましろ”が住む北の国の、真っ白な雪の情景が印象的な絵本でした。
“ましろ”の子どもらしい、真っ直ぐで純粋な気持ちがあふれる内容が、真っ白な北の国の情景にとけ込んでいました。
“ましろ”がサンタさんからもらった種。
その種が子ども達へのクリスマスプレゼントをいっぱいに付けた、大きなもみの木になります。
その美しさを思うと、とても清らかな気持ちになりました。
そして、どんなプレゼントがなっているのかなと想像し、それが世界中の子ども達の所へ届くと思うと、楽しい気持ちになりました。
はじめ自分だけがもう一度プレゼントをもらいたいと考えていた“ましろ”がもみの木のプレゼントをみんなに分け与える場面では、“ましろ”の成長を感じ、あたたかい気持ちになりました。
かわいい白ウサギ“ましろ”のクリスマス。
大人にもオススメです。