サンタクロースは、司教聖ニコラウス4世を意味するという事はよく知られていますが、
「子うさぎましろのお話」のサンタクロースは、
まさに司教聖ニコラウスを思い浮かばせるような装いです。
絵本に登場するサンタクロースとしてはとても珍しいですね。
外見は少しちがうけど、心を優しく温かにしてくれる事に変わりはありません。
《ましろ》だとわかっていても、
「そうか、そうか・・・」と、ひとつ残っていた種をくれ、
「さあ、よい子。」と言ってくれるのですから。
それに、《ましろ》の気持ちの揺れは、無邪気でかわいいですね。
取っても取ってもプレゼントがなるモミの木。
神様が、世界中の子ども達にためにくださったモミの木。
素敵です!
今年のクリスマスも《ましろ》はサンタクロースのお手伝いをしているのでしょうか・・・。