イエコさん」 みんなの声

イエコさん 作:角野 栄子
絵:ユリア・ヴォリ
出版社:ブロンズ新社 ブロンズ新社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2007年08月
ISBN:9784893094216
評価スコア 4
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みんなの声 総数 41
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41件見つかりました

  • 奥が深いなあ

    • けいご!さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子11歳、男の子7歳

    読みながら、イエコさんという家は、いろんなものをぱくり!ぺろり!とするのに、どうしてイエコさんって、「さん」づけなんだろうと思っていました。そして、はっとしたのが、
    「やさしいのがこわいのさ。 こわいのがやさしいのさ。」というイエコさんの言葉。みかけによらないんだよというメッセージに、イエコさんがどうゆう家なのかが読み取れて、なんだかうれしくなったのです。
    読みながら怖がる子もいるかと思いますが、イエコさんがとる行動とイエコさんの気持ちの関係を読み取ったときには、きっと明るい笑顔になると思います。
    読みすすめればすすめるほど、気持ちを温かくしてくれる絵本です。

    投稿日:2010/06/17

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  • あまのじゃくさん すきよ

    なんてステキなお家の絵でしょうと思ったら..

    挿絵は ユリア・ヴォリさん!!

    空き家になった時のイエコさんの顔は 今にも泣きそう

    でも 「ひとりぼっちでも たのしくくらすわ」
    って隠していた 手と足をのばして エクササイズ〜

    なんとも あまのじゃくみたいな性格のイエコさんが とても かわいい絵本です。

    投稿日:2009/09/12

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    1
  • まんぞくまんぞく

    • みんぷんさん
    • 30代
    • ママ
    • 長野県
    • 男の子7歳、男の子5歳、女の子0歳

    角野さんのおはなしに『ぶた』のユリア・ヴォリさんの絵…この組み合わせだけでも魅かれるのに、はじめの「ひとりぼっちになってしまったいっけんのふるいいえ」からは予想もつかない展開と小わざ大わざ。

    ねずみの「じょじょにじょじょに〜」から始まり、「エクササイズ エクササイズ」の下りのリズミカルな繰り返し、「ブ〜ブブブ〜」などうちの息子たちは大いに盛り上がり聞いていました。

    夜になると膨らんでいくイエコさん、消化してるの?ガスが溜まっていくの?などと親子で考えてみたり…とても楽しめましたし、小学校で読んでもおもしろいかなと思っています。

    それにしてもイエコさん、口調といい、考え方といいとっても個性的ですよね〜。

    投稿日:2009/04/17

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  • 食べちゃうの?

    7歳と4歳の娘には大ウケでした。

    「さみしいくせに・・・」なんて言われて、動物たちをパクリ☆と食べちゃうところ、(な・な・なぜ?食べちゃうの?)
    その繰り返しと、エクササーイズ♪の連呼に思わず笑っちゃうんです。

    大人の私にはわからない世界ですが、子どもたちは
    「あぁおもしろかった、もう一回読んでぇ!!」
    と、3回も読まされました。

    怖いと思うか、面白いと思うのか・・・紙一重☆
    子どもさんの反応を是非確かめてみてください。

    投稿日:2009/02/09

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    1
  • シュールで面白い

    • ねがいさん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 女の子7歳、男の子2歳

    レビューを見て、気になって読みました。
    大好きな角野栄子さんの文に、「ぶた」で有名なユリア・ヴォリさんの絵。
    「ぶた」はまだ読んだことがなく、表紙ぐらいしか見たことがないので、
    どんな絵を描くのだろうとワクワクしながら。

    うまいです!
    イエコさんの手と足で、イエコさんの性格が伝わってきます。
    「エクササイズエクササイズ、みぎひだりみぎひだり」のリズムも良いけど、
    私が一番気に入ったのはねずみの歌♪
    じょじょに〜〜〜じょじょに〜〜〜〜
    歌うのに、かなり気合い入りました(笑)

    「イエコさん」を読んで以来、娘と家が出てくる絵本を読むと
    「この家がイエコさんみたいにエクササイズ〜って言い始めたら…」
    と想像してはケタケタ笑っています。
    シュールで面白い、贅沢な絵本です☆

    投稿日:2008/06/23

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  • 独特のイエコさん

    独特の風貌のイエコさんにまずは釘つけでした。風貌もさることながらちょっと恥ずかしがりやな性格と大胆な行動のギャップに驚きました。何度も繰り返し使われるイエコさん独特の言い回しの言葉にだんだん心地よさを覚えました。”一人暮らしは楽しい”とか、”とっととおかえり!”と言いつつも実際は皆を中に入れてあげて楽しい時間と場所を提供してあげている所がとても太っ腹でした。イエコさんのこの変化球の行動がまた魅力的だなと思いました。心に残る絵本でした。

    投稿日:2008/05/16

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  • 意外な展開

    • はなしんさん
    • 40代
    • ママ
    • 福島県
    • 女の子10歳、男の子8歳

    表紙の家、その名もイエコさん。そのまんまのネーミングにクスリとさせられます。
    お話の出だしでは、てっきりお笑い系のお話だと思い込んで読んでいくと、だんだん笑えなくなってきます。
    どんどん家にみんながペロリと食べられていき、昔観たアメリカのホラー映画さながらの展開に、一体食べられた者達は、どうなってしまうのかとハラハラ。
    また、振り出しのお笑い系に戻るのか、ホラー作品のままで終わるのかと、固唾を呑んで展開を見守るしかありません。
    ラストは・・・読んで確かめてみて下さい。

    投稿日:2008/01/10

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  • ひとりぼっち?

    森のそばに一軒の古い家があります。

    名前はイエコさん。

    トコロさんというおばさんが

    イエコさんを残して町に引っ越してしまい

    ひとりぼっちです。

    ひとりぼっち・・・

    寂しいかと思いきや全くです。

    それどころか一緒に住もうという来客を

    ことごとく食べていくんです。

    一瞬怖いお話かなーって思いましたが

    とっても明るいお話でした。

    今まで隠していたという

    イエコさんの足は黒いブーツのような足でした。

    投稿日:2022/06/04

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  • ちょっと怖いけど…

    家に呑み込まれたら怖いだろうな〜
    家が踊ったら怖いだろうな〜
    しかも「エクササイズ エクササイズ」ってノリノリでいられたら近寄りたくないだろうな〜
    でも、家が解体したとき、おおかみに呑み込まれたこぶたたちが無事でホットしました。
    …? アレ? イエコさん、復活してる。
    ちょっと不気味だけど楽しい本でした。

    投稿日:2015/04/01

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  • 家が主人公!?

    住人がいなくなってさびしくなた古い家のイエコさん。
    最初は、一人暮らし?を楽しもうとしましたが、次々と動物達が、訪ねてきます。強がるイエコさんですが、その動物達を中に入れます。繰り返しで、テンポよくお話が進みます。
    パンパンになったある日、だれがのおならで家は、ばらばに!!
    一瞬どうなるの?とはらはらしますが、イエコさんは、自分で家をもとにもどします。イエコさんのたくましさに、ホッとします。
    最後には、やっぱり賑やかな家がいいな、となります。
    まず、家が主人公で、名前もあり、表情もあり、動くというのが、愉快です。
    絵は、色彩豊かで、明るい感じです。家や動物達の表情、動きがとても豊かに描かれています。

    投稿日:2014/02/27

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