2,3歳の子にも喜ばれる絵本だと思いますが、2年生の娘もかなりハイテンションで楽しんでいました!
ピーターラビットのお話を思わせるようなハラハラする展開に、「あぁ、ダメ!」「どうしよう!」と言いながら、面白がって聞いていました。
最近では、夜の読み聞かせタイムも、高学年向けの長編童話を読むことが多くなりましたが、久しぶりに、純粋に絵本の世界を楽しむことができ、娘の幼かった日々を思い出しながら、懐かしい気持ちでいっぱいになりました。
実は、縁あって童話を出版することになり、父が挿絵を描いてくれることになったのですが、がちょうが出てくるお話だったので、イメージの手助けになればいいな、と思って、この絵本を父にプレゼントしました。
そういう観点から見ても、ターシャの描くがちょうは、本当に生き生きとしていて、ユーモラスな動きも、本物そっくりです。
ターシャの言葉の中で、「私は自分の目で実際に見たものしか描きません」というようなことを読んだことがありますが、そのために、冷凍庫にはねずみの屍骸が入っていたり(!)ということもあったようです。
このがちょうも、きっとターシャの身近にいた子なんでしょうね!
このシリーズ(ターシャ・テューダー クラシックコレクション)の中では、このお話のほかにもう1冊しか我が家の本棚にはありませんが、もっと他のコレクションも読んでみたくなりました。