「わがままなおにわ」 みんなの声

角野栄子さんのかわいいお話とメグホソキさんのおしゃれな絵です。
一番最初の、モリーさんとはやみさんの出会いの時に、
想像した通りになりました。
花と葉っぱのマジックです。
緑だけの幸運を呼ぶ花束が、幸せを招いてくれました。
自分たちで素敵なお庭を造ってくれるお花たちだって！
うらやましいです。
モリーさんの心のやさしさがそんな風にさせるのかなと思いました。

絵がかわいくて手に取りました。

モリンさんの服装が娘の保育園の時の
先生に似ているのもよかったです。

絵本の中にでてくるはっぱばかりの花束・・
私も欲しいなと思います。

この本を読んだ娘は、
「ホントにお花がしゃっべったらいいのにな」と
言ってました。
お花が大好きな娘には、いつかお花の話し声が
きこえるかもしれないなと思ってます。

ちいさな花屋さんのモリンさんが
あまりものの葉っぱだけで作る花束には
不思議が起こるといううわさがあります。
その花束を買った（もらった）ハヤミさんは
自宅の庭をかわいく すがすがしくするためがんばります。
でも、わがままなお庭は想像通りにはいかなくて…

ハヤミさんがバケツを蹴るページで
「だめだよね〜」
おでぶチューリップや、口をとがらせたスミレのページでは
「本当だ〜お花なのにね」
「ゼラニウムってどれ？」
などと言いながらけっこう子供も楽しんでいましたが
大人（女性？）が見て、素敵だなと感じる絵本だと思います。
おしゃれなイラストがとっても良いです♪
モリンさんのようにお花の気持ちがわかったら
素敵なお庭が作れるんでしょうね。あこがれます。
ガーデニング好きな方には特にお勧めかな。

花屋を営むモリンさんのもとへやってきた一人の紳士ハヤミさんの目にとまった、不思議なことがおこるという葉っぱばかりで作ったみどりの花束。
この花束をもらったことを機に、自宅のお庭をきれいにしようと一念発起するのですが、うまくいかないハヤミさん。
でも、モリンさんの手にかかれば、ハヤミさんのわがままなおにわも、美しく変身してしまうのです。
お花が大好きな人は、モリンさんのように、お花たちの声が聞こえているのかもしれませんね。