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すずばあちゃんのおくりもの」 みんなの声

すずばあちゃんのおくりもの 作:最上 一平
絵:黒井 健
出版社:新日本出版社
税込価格:\1,650
発行日:2022年04月28日
ISBN:9784406066785
評価スコア 4.33
評価ランキング 16,303
みんなの声 総数 2
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  • 平和への願い

    暖かい季節には毎日畑で働き、それが終わると花の種を植えて回るすずばあちゃん。
    一見平和で穏やかな風景ですが、すずばあちゃんには、とても悲しい過去があったのでした。
    それを踏まえて絵本を読むと、どうして花の種を植えて回るのかが分かります。

    戦争さえなければ、旦那さんも赤ちゃんも失わずにすんでいたかもしれないすずばあちゃん。
    戦争さえなければ、家族や孫に囲まれてにぎやかに過ごしていたかもしれないすずばあちゃん。

    村のあちこちに咲く花々は、すずばあちゃんの平和への願いそのものなのかもしれません。

    投稿日:2023/08/04

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  • すずばあちゃんと戦争

    純平とすずばあちゃんが、祖父母と孫の関係ではないのだと理解したら、この絵本はどんどん深みを増してきました。

    旦那さんと二人満州に渡ったすずばあちゃんは、旦那さんを戦争で喪い、終戦直後に逃げ帰る途中に子どもにも死なれてしまったのです。
    道具もない状態で我が子を埋葬するところには胸が痛くなりました。

    セピア色で描かれた思い出から一転して、現在のすずばあちゃんは花を育て野菜を育て、細々と一人で暮らしています。
    天涯孤独を通したおばあちゃんにとって、花たちは子どもであり孫であるのでしょう。

    幻想的に描かれる花たちが、すずばあちゃんの穏やかな心模様のようです。
    戦争に翻弄された女性の生き様に、感銘を受けました。

    投稿日:2022/09/13

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