おかあさんだいすき」 みんなの声

おかあさんだいすき 作:マージョリー・フラック
絵:マージョリー・フラック 大沢 昌助
訳:光吉 夏弥
出版社:岩波書店 岩波書店の特集ページがあります!
税込価格:\880
発行日:1954年04月
ISBN:9784001151053
評価スコア 3.97
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みんなの声 総数 29
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  • 思わずニンマリ

    • あまたろうさん
    • 40代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子6歳、男の子6歳

    おかあさんの誕生日のお祝いに何をあげたらいいかしら、と迷った
    “だにー”は、おかあさんにあげるものを見つけにでかけます。
    途中で出会っためんどり、がちょう、やぎ、ひつじ、うしにアイディアを
    もらいながら、とうとう森にすむくまのところにたどり着いただにーは…。

    とてもレトロな絵柄で、動物たちの描写がリアルです。
    一見古臭さを感じさせる絵本ですが、読むほどに引き込まれました。
    動物たちから、「○○をあげましょう」と言われるたび、「どうもありがとう」と
    一言お礼を言ってから「でも、○○ならあるの」と断るだにーは偉い!です。

    動物たちとだにーが一緒に走る姿は、見ているだけで楽しいです。
    (じっとしてることのない子どもの特性を表しているようにも思われました)
    そして、最後に見つけたおかあさんの誕生日祝いに、思わずニンマリしました。
    向こうを向いているおかあさんの幸せそうな表情が見えるようでした。

    もう1編のお話『おかあさんのあんでくれたぼうし』もよかったです。
    この一冊は、子供以上に?親がホッとできるお話かもしれませんね。

    投稿日:2006/08/05

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  • ぎゅっ

    • 花明りさん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子1歳

    お母さんのお誕生日に何をあげたらいいか、動物を探しに行く男の子がほほえましいです。
    アドバイスをする動物も、おとなっぽくて頼りになります。

    教えてもらったとおり、何をするのかと思ったら、お母さんをぎゅっと抱きしめました。

    子供が抱きついてくると、本当にかわいいものです。大きくなって、抱きしめられると、どんな気持ちになるのかな?と楽しみになりました。

    投稿日:2006/05/15

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  • お母さんの絵本

    ちょうど私の誕生日の時期にこの絵本を始めて読んだのですが、読んでいるだけで幸せな気分になりました。
    息子にぎゅーっとしてもらうのは、疲れた心を本当癒してくれて、一番のプレゼント。お祝いしてあげたい!!と思ってくれるそんな心が育まれていることがとっても嬉しく思います。
    もう1つのお話もすごく素敵でした。
    こんな風に大切してもらえたら本当嬉しいですよね。
    母親泣かせの素敵なお話が2話も入っていて、大満足です。

    投稿日:2006/03/25

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  • ダニーの物語

    1970年代後に、私は岩波のこどもの本を集めに集めました。第一巻の「ちびくろさんぼ」から3・4年向も含めると60冊以上あります。正直言うと、当時はまず集めることに心血を注いでいて、読むのはそのうちゆっくりで…といった状況でした。良く読んだのは10冊くらいで、この絵本もその中の1冊です。小学生の頃から読んでいたので、子どもながらダニーのおかあさんを思う健気さがいい!と思っていましたし、保育者だった故にこういう気持ちや行動を子どもたちにも知ってほしいと考えていたと思います。
    今読むと確かに古くささは否めません。物質的に恵まれすぎているすぎている私たちには、今の時代に初めて読んだら、ふぅ〜ん、と思うだけかもしれません。

    時々卒業生が勤務園の休みの日に母校を訪れ、授業を聴講していきます。私は授業に出るのは構わないけれど、後輩たちに必ずお土産を持ってくるようにお願いしてあります。それは保育現場の子どもたちの報告であったり、手遊びの披露であったり、絵本の紹介や読み聞かせであったりと様々です。ある男性保育者がよく読んでくれたのがこの絵本です。私は懐かしさで一杯でしたが、学生たちはむしろ心の琴線に触れた「いい絵本」として受け入れられたようです。

    古いからこそいい!というものもあるはず。ダニーの物語として読んであげてほしいと思います。

    投稿日:2006/03/18

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  • 誰よりもおかあさんがだいすき

    • 金のりんごさん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子11歳、男の子8歳、男の子5歳

    私は小さい頃読んで、あまり好きな絵ではなかったので、特別な感情は抱いていませんでした。けれどここ2年ばかり、読み聞かせの勉強会ではいつでも絶賛されているので、子どもはどんな反応をするのかと借りてみました。
    5年生の娘と年長の息子は熱心に聞いていました。特に繰り返しは面白いらしく、「持ってるものばっかりだねえ」などど言いながら、最終的にどんなプレゼントに決まるのかと期待をふくらませていました。が、最大の山場であるほおずりする絵の隣のページが、もう次のお話の表紙なので、期待した分あっけなく感じてしまったようで、「あららら?」という表情でした。
    また、どうしてもどことなく古臭さが漂ってしまい、私自身も今ひとつ乗れませんでした。どちらのお話も「誰よりもおかあさんが大好き!おかあさんから貰ったものはどんなものよりも素晴らしい!」という空気に満ち満ちていて、いい加減なおかあさんである私には、ちょっと重荷に思えるところもありました。
    面白かったけど、まあ一回読めばいいかなという感じでしょうか。客観的に見れば内容はいいと思うのですけれどね。

    投稿日:2005/12/11

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  • 母の思い出

    • ムースさん
    • 40代
    • ママ
    • その他
    • 男の子10歳、女の子5歳

     子どもに読んでいる途中から母のことが思い出され、読み終えた後はじんわり感動がこみ上げてきました。この作品でした! 毎晩毎晩、母に読んでもらい、終には母はすべて覚えて語ってくれたほどでしたから、本当によく読んでもらっていた絵本だったのですね。  
     わたしは今読んでも古さはまったく感じませんでした。むしろ非常にシンプルな「心」というテーマを描いているので、この作品のメッセージは永遠だと思います。
     宿題をしながら傍らで聞いていた息子も途中から鉛筆を走らせるのをやめて聞き入り、最後のクマのアドバイスが何であったのか、とても知りたがりました。”bear hug”=強く抱きしめることがプレゼントなんて、とてもすてきです。「お金では買えないもの=即物的な価値観ではないもの」を与えようとしていた母の気持ちが時間を越えて伝わってきました。 
     2作品目はお母さんの手編みの帽子を大事にする少年のお話。あまり器用とは言えない母でしたが、アイデアに満ちた人で常に手作りを奨励していました。その実践として、わたしはリカちゃん人形は買ってもらえず、いつも母手製の綿ガーゼのお人形でした。でも、その気概は、30年以上経った今でもわたしの中に生きています。
     2つの作品から母の価値観が手に取るように伝わってきて、感謝せずにはいられませんでした。

    投稿日:2005/02/09

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  • おかあさんだいすきは、万国共通!

    • ぼのさん
    • 30代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子9歳、女の子7歳、女の子2歳

    ピンクラビットさんが、少し前に書かれていたのは、この本のことでしたか?
    字が多くて、次女にはまだ早すぎるのですが、彼女が自分で選んで図書館から借りてきました。(案の定すぐ飽きてしまって、長女が聞いてました。)
    作者も画家も違う2編のお話が入ってます。
    一つは、おかあさんへのたんじょうびぷれぜんとを、動物たちに教えてもらいに行く男の子の話。
    くりかえしがおもしろくて、子どもも喜ぶのですが、ちょっと古くささを感じないでもありません。
    もう一つは、スウェーデンの民話で、おかあさんのあんでくれたぼうしを、みんな(お姫様や王様でさえ)が欲しがるけれど、交換しなかった男の子のお話。
    手作りのプレゼントをこんなに大切にしてもらえたらうれしいけど、はたして今の子はどうかな?
    まあまあかな。おかあさんだいすきというのは、万国共通ですね!

    投稿日:2003/09/02

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  • 誕生日プレゼントは?

    「おかあさんのお誕生日になにをあげたらいいかしら」と、ダニーが相談したのは,森のクマさん。さてクマさんは何を
    教えてくれたのでしょう。それは物よりも大事なものがあるということでした。母親との愛情を丁寧に描いています。
    他に「あかあさんのあんでくれたぼうし」 も入っています。
    少し文章がかためなのが、とっつきにくいかもしれませんが、内容はいいと思います。

    投稿日:2003/08/02

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  • 読んでておもはゆい・・・

    なんと母の日にけんか中の実母から子供(彼女の孫)にプレゼントされました。素直に読めば少しは面白かったかもしれませんが、押し付けがましさが先に立って、自分で一回読んだきりです。

    内容はお母さんへ何かプレゼントしたい男の子がいろいろな動物に知恵をもらうのだけれど、どれもいまいち。
    最後にくまさん(それまでついてきていた動物たちは恐がって来なかった)から品物ではなく、ハグ(ぎゅっと抱いて「お母さんだいすき」という)が一番だよ、と教えてもらうというもの。

    確かに素晴らしいプレゼントで大正解なんでしょうが、せっかくの難問なのに答えを子供に簡単に見せてしまうのもつまらない。
    子供には読んでいません。

    投稿日:2003/06/27

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