うんとこしょ、どっこいしょ。
多様な登場人物が現れるところも、
みんなで力を合わせところも、
繰り返し登場するあの掛け声も、
子供の好きなものが全て詰め込まれていて、
さすが名作だなあと感じます。
ところで、なんでカブなんだろう?と思ったりしませんか。
日本でもこんな感じのカブ見たことあるけど、これはロシアのおはなしですからね。
このカブはルタバガとう名前の根菜です。
ロシアでは身近な野菜で、ハロウィーンの際に灯をともすあのジャックオランタンは、昔はルタバガでできていたようです。
こうした文化のちがいが感じられるのも絵本の面白いところ。
日本だったら、カブじゃなくて、どんなお野菜だったかな?
と子供と一緒に考えてみるのも楽しいかもしれません。