てんごくのおとうちゃん」 みんなの声

てんごくのおとうちゃん 作・絵:長谷川 義史
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2008年11月
ISBN:9784061323872
評価スコア 4.8
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みんなの声 総数 49
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49件見つかりました

  • 心にグッとくる本

    この本を手にとったのは2回目です。
    以前、子供が4才の時に読んであげました。

    又、読んでみてよかったです。 4歳の時は特に感想はなく私だけが悲しい気持ちになっていたのですが、今回読み終わって子供の顔を見てみると、涙目になっていました。「悲しくて、涙が出てくる…」っと。

    成長したんだなぁと思い、抱きしめてあげたくなりました。

    「万引きしそうになったけど、悪いことをして天国のおとうちゃんに会えなくなるのはこまるから…。」

    いつでもどこでも遠い天国からおとうちゃんが見てるよ。

    そして、自分のことよりおとうちゃんのことをしんぱいしている僕のすがたに感動しました。

    投稿日:2011/03/25

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  • 泣けます

    最初の1ページから泣き通しの私でした。健気に頑張って天国のおとうちゃんにエールを送っていると思うだけで泣けてしまう泣き虫の私です。おとうちゃんとの思い出があるから思い出して頑張っている姿に感動しました。私は、おばあちゃんのことが気になりました。親より先に若くして旅立った息子をどんな思いをしてるのかと思うと切なくなります。おかあちゃんは、残された娘と息子を育てるのに必死だと思うのでただただ頑張ってると思うのです。最後の終わり方が、おかあちゃんに肩たたきをして終わっているので安心してしまいました。

    投稿日:2010/12/12

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  • 「かわいそうに」じゃない言葉をかけて。

    • 事務員さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子6歳、女の子3歳

    若くて亡くなったおとうちゃんに宛てた少年の手紙です。
    少年はおとうちゃんとの良き思い出を語ります。
    1つ1つの思い出を読むと胸にグッときます。

    「ぼく」は「かわいそうに」とひとにいわれるたびに
    「ぼくよりおとうちゃんがかわいそう」
    だと思う。というところでうるっときます。

    キャッチボールしたり
    ひこうきショーをみたり
    もう思い出が増えないことは
    とても悲しい。
    だけど、この少年が大人が思うほどメソメソしておらず
    天国でおとうちゃんに会うんだと
    しっかり生きていこうとしているところを
    ぜひ皆さんにも読んでいただきたいと思いました。

    投稿日:2010/09/24

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  • 子供の気持ち

    大人が考えてるよりずっと子供は強いんだなぁと思いました。
    小学生位の年齢ならば、私も床屋のおばちゃんみたいな声をかけてしまいそうですが、、、。

    この子はおとうちゃんからの愛情をたくさんもらったんだなぁと読んでて思いました。そして、今いるおかあちゃんからもたくさん愛情をもらってるんだなぁと。
    おとうちゃんは早く亡くなっちゃったけど、おとうちゃんがくれたたくさんの思い出と愛情を抱えておかあちゃんを支えてあげてくれ!と応援したくなります。

    投稿日:2010/08/22

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  • お父さんへ

    • ぽー嬢さん
    • 30代
    • せんせい
    • 東京都
    • 男の子5歳、女の子3歳

    息子が図書室から借りてきました。
    とても悲しい内容すが、関西弁のせいか重くなりすぎません。
    男の子が天国のお父さんに手紙を書くという設定。
    読んでいて前半は、とても悲しくてかわいそうに思ってしまうのですが、男の子はお父さんの死をちゃんと受け止め、力強く頑張って生きているのが、伝わってきます。
    身近な人の死はつらい事だけど、それを乗り越え生きていくことも辛く、大変なことだと思います。
    息子にはまだ難しいのか、感想もあまり言いませんが読み終わると父に「抱っこ!」と甘えています。
    いつか、ぶつかる現実、自分自身も子どもも、この男の子のように強く前を向いて生きていけるといいです。

    投稿日:2010/07/31

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  • 考えさせられます

    • かるかさん
    • 30代
    • ママ
    • 長野県
    • 女の子10歳、男の子8歳、女の子5歳

    私にはあまりなじみのない関西弁で書かれた絵本です。

    男の子が死んでしまったお父さんに向けて書いた手紙という内容です。
    まだ、身近な死を体験していない我が家の子ども達。
    何か感じてくれたらいいなと思います。

    懐かしむだけじゃなく、悲しむだけじゃなく、子どもってどんどん成長してるんだなと感じます。
    この男の子の中ではきっとおとうちゃんは天国で生きていて、いつでも一緒にそばにいるんだろうな〜

    絵がとても良くて、娘もとても喜んで見入っていました。

    投稿日:2010/02/25

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  • なるほど

    • 苺ママさん
    • 30代
    • ママ
    • 鹿児島県
    • 女の子5歳、男の子2歳

    絵本ナビでも
    絵本雑誌でも紹介されていたので
    読んでみました。

    何処か哀愁漂う表紙の絵

    夕焼けの美しさは色々な本でも表現されていますが、
    夕焼けをバックにしたお父さんの姿は
    印象的です。


    5歳の娘にまんびきの描写がでてきたときは
    どうしたものかなあと
    思いましたが、

    読み終わったときに質問はでませんでした。

    友人でお父さんが亡くなった方が
    頭をよぎりました。

    こんな心境もあったのかな・・・
    何のことばがけも、今も昔もできませんが、

    夕焼けをバックにしてキャッチボールした
    お父さんの思いでは今もきっと生き続けているのでしょうね。

    投稿日:2010/02/13

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  • 第19回絵本の里大賞 びばがらす賞

    • たれれんさん
    • 40代
    • ママ
    • 北海道
    • 男の子8歳、女の子6歳

    天国に逝ってしまったおとうちゃんへ語るように作られてます

    作者の長谷川さんの小さい時の経験から作られたそうです

    大人にとっては悲しいお話かもしれませんが、子どもの素直な生きていく力を感じる作品です

    私の実体験でもありますが、老若男女問わず、死を自分なりに受け止めて今までどうりの日常生活に戻るのは案外早いものです

    生きていく力 ってスゴイですよ!!

    投稿日:2010/02/03

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  • 長谷川節さくれつ〜

    • ねーねーさん
    • 40代
    • ママ
    • 山口県
    • 女の子14歳、女の子13歳

    関西弁で柔らか〜い口調で話はすすみます
    悲しいテーマなのに重たくならずに向き合えると思います。

    印象的だったのは『かわいそうなのはボクやなくて・・・』
    というところ
    大人の考える可哀想とボクの思うかわいそうは違うんですよ。
    近所の大人が「かわいそうに」というのも子どもを持つ大人の考えとして納得できます。
    でも、ボクの思うかわいそうも確かになぁと思わされます。

    この本のエンディング
    なかなかこんな風にはいかないと思うけど
    ボクがこんな風にいえるのは、きっとそれまでにお父ちゃんとの
    別れの準備が出来ていたからじゃないかと思う

    子どもって思いもよらず物分りよかったり、
    おかあちゃんを思いやったり、気を使ってんのかなぁ

    今回も、長谷川さん、さすがぁ〜って思わされます。

    投稿日:2010/01/27

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  • けなげなぼくに涙

     小学校3年のぼくが、天国のおとうちゃんへ、手紙を書くという設定です。今の僕の生活、お父ちゃんとも思いでなどが、つづられています。
     思い出の場面は、ほろりとさせられます。子供との何気ない日々を大切にしたくなります。
     そして、ぼくは、いろいろな人に可哀そうだといわれるけれど、それよりもおとうちゃんのほうがかわいそうだと思うというところに、グッときます。成長したぼくの強さ、優しさを感じるのです。
     悲しいお話ですが、長谷川義史さんの大胆な絵で明るい雰囲気の中でこのお話が読めます。ぼくが友達と遊んでいるときのとびきりの笑顔になぜか安心します。

    投稿日:2009/12/06

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