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穴に指をいれて、ぷっくり〜ぽっこり! 新感覚のあかちゃん絵本!

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てんごくのおとうちゃん」 みんなの声

てんごくのおとうちゃん 作・絵:長谷川 義史
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2008年11月
ISBN:9784061323872
評価スコア 4.8
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みんなの声 総数 49
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49件見つかりました

  • 存在を知ってくださいませ♪

    • しいら☆さん
    • 40代
    • ママ
    • 宮城県
    • 男の子17歳

    ブックトークで「4こうねんのぼく」が紹介され、図書選定では偶然ながら、この絵本を手にしていました。

    長谷川氏ご自身のメッセージとのこと。
    ほんと、子どもって、実はすごいんです。
    ちゃんと、大人の気持ちを汲み取れるし、どうすればいいのかも知ってるし、やってはいけないこともきちんとわかっています。
    周囲の素敵な大人に囲まれていれば、尚のことです。

    「かわいそう」だなんて、同情しなくてもいいんです。
    変な配慮もいらないんです。

    せつなく感じるかもしれませんが、こういう気持ちを持った子どもは今もたくさん居ると思いますよ。

    そんな存在を知ってもらいたいし、時々「うざいな〜」と思う両親に恵まれているお子さんにも、是非読んでいただきたいです。

    投稿日:2009/11/12

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  • げんきでやってるよ♪

    • わにぼうさん
    • 30代
    • ママ
    • 宮崎県
    • 男の子6歳、男の子2歳

    長谷川さんの特集を見て、慌てて図書館で借りてきました。

    兄ちゃんは、先にパラパラっと読んでみて
    「なんかわかんない」と言ったので、
    寝る前に読んでやりました。

    死んじゃったおとうちゃんに「ボクらは、元気でやってるよ」って
    お手紙を書く形で、話は展開していきます。

    お父さんがいないから、学校で絵を描くときも
    「別の人でもいいよ」とか、
    近所のおばちゃんとかから「かわいそうに」と言われるボク。

    周りは「かわいそう」っていうけど、
    当事者のボクはそんなん思ってないんだよ、それよりも
    「死んじゃったおとうちゃんの方が、かわいそう」っていう
    一言は重いですよね。

    読んだ後、何日かして兄ちゃんが
    「大人って、がんばったから大人になれたんだよね」って
    言いました。
    思いがけない事故や病気もなく、嫌なことや辛いことがあっても
    毎日をちゃんと過ごせた人が、「大人」になったんだよって
    返しました。
    年をとるだけなら誰でも出来る。
    死んじゃうことも、誰でも出来る。

    でも、生きてるほうが「いっぱい楽しいことがある」
    せっかく、生きてるんだから、色んなもの見たり聞いたり
    体験したりしないともったいないじゃない。
    そんなことを体験できないで、「死ぬ」なんてかわいそう。

    「死ぬ」ってことはどういうこと?
    子供がそれをちょっとでも感じられるかな〜ってそんな気がしました。

    投稿日:2009/11/05

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  • 泣いてしまいます。

    • psanさん
    • 40代
    • ママ
    • 岡山県
    • 女の子18歳、女の子15歳、女の子15歳

     小学校のおはなし会で子どもたちに読んであげたい、そう思いつつ、未だに読めていません。絶対泣いてしまうのがわかっているから・・・。
     この本を読んで思ったのは、子どもの強さでした。
     父親がいないことに対して、先生が気を遣う。そんな気遣いはしなくてもいい、と彼は言います。それも、つっぱねる言い方ではなく・・・。現実をしっかり受け止めているんですよね。おとうちゃんは亡くなって現実にはいないんだけど、心の中にずっといて、存在を感じている。だから大丈夫なんだと思うのです。
     私自身、父を亡くして7年が過ぎました。現実にはもう生きていないんだけど、いつもどこかで見守ってくれている。その感覚はずっとあり、年々強くなっていくような気がします。

    投稿日:2009/11/03

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  • 安心してね、元気にしてるよ。

    おとうちゃんがなくなって
    周りの人はボクをかわいそうという。
    でも実はボクはボクなりに
    おとうちゃんがなくなった事実をちゃんと受け止めていて、
    頑張って生きている。今を生きている。
    家族もけんかもするけど仲良くやってる。

    ボクはおとうちゃんがなくなったけど、おとうちゃんのこと、ちゃ〜んと大事な思い出として生きている。

    おとうちゃんと過ごした日々は、ちょっとだけだったけど、ボクにはおとうちゃんの存在は本当におおきかったし今でも大きいんだ。

    万引きをしようとして
    でも地獄に落とされたらおとうちゃんにあえなくなるからやめたっていうところで、息子は爆笑。

    長谷川さんの絵がとってもあたたかくて、愉快で淋しいことも笑いに帰られる。そんなことを子供に読み聞かせながら思いました。

    切ないけど、
    頑張りやのボクに
    私も心がまあるくなりました。

    投稿日:2009/08/28

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  • 泣けました。

    天国に行ってしまったお父さんに送るメッセージ的な絵本で
    読み終わると涙が出ました。
    ぼくはとっても冷静でお父さんの思い出を語るのです。
    もし私がこの子と同じ歳で、お父さんを数年前に亡くしていたら
    こんなに冷静にいろいろ考えられるだろうか・・・と思いました。
    そしてうちの子達ならどう思うだろうと。

    いろんな事を考えさせられ、子供はこんなに強いものだろうかと
    も思いました。
    涙が出ますが、子供たちと話をしながら読んで見るといい絵本だと
    思います。

    投稿日:2009/07/20

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  • 読みたいけど、息子には…

    小学校で父親をなくした男の子。
    その子が、天国のおとうさんへの手紙を書きます。
    楽しい思い出。怒られた思い出。失敗したこと。
    悲しいことだけど、この子はお父さんの死を乗り越えたと思う。

    楽しい思い出に変え、お父さんを懐かしみ、「心配しないで下さいね」って…。

    長谷川さんの、ラフな絵がこの本にピッタリです。(これは意図したことに違いない)。
    お父さんに似た人に会った時のセピア色。裏表紙のモノクローム。
    おおざっぱのようでいながら、繊細なところが長谷川さんの素晴らしいところです。

    どこかで読み聞かせに使いたい本で読み時を思案中。
    息子一人には読めないな。
    それだけが残念な絵本です。

    投稿日:2009/07/08

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  • 子どもって思った以上にたくましい

    子どもから死んだお父さんへ宛てた手紙になっています。
    お父さんとの少ない思い出を綴っているのですが、じんと来るシーン満載です。
    怒られて一度だけ頭をどつかれたけれど、今は、もう一度位どつかれても
    よかったなぁって思っているって聞くと、普段、子どもを怒り飛ばしている自分を振り返って
    「娘もそんな風に思ってくれる事があるのかしら」とか考えちゃいます。
    悪い事をしようとした時にも、その存在がブレーキになってくれればいいなぁって思います。
    周りから「かわいそう」って思われても、「そうじゃないよ」って言えるぼく、強いです。
    こんな僕の様子を見ていると、天国のお父ちゃんも安心でしょうね。

    私が読みたくて借りてみたのですが、2歳の娘も長谷川さんの絵に引きつけられるのか
    よく「読んで」と持ってきます。
    娘には、この本のテーマはよく分かっていませんが、「先生」の登場するページがお気に入りで
    途中で「先生は??」と言っています。

    投稿日:2009/06/15

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  • グッときました

    • リーパンダさん
    • 30代
    • ママ
    • 宮崎県
    • 男の子8歳、女の子6歳

    題名の通り、亡くなったお父さんへの手紙です。
    人が死ぬということはとても寂しいことだけど
    笑っている顔にそれを乗り越えた強さを感じました。
    男の子にとっての父親の存在は大きいものなんでしょうね。
    最後のページに書いてある言葉に
    親子でグッと来てしまいました。

    投稿日:2009/06/08

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  • 亡くなった父へのメッセージ

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子15歳、男の子13歳

    題名だけでジーンときます。
    1ページ目から、主人公(最後の方でもうすぐ4年生、とわかります)から、
    亡き父への手紙という形なのがわかります。
    残された母と姉と元気にやっています、とまず伝えているのが、心に沁みます。
    そして、お父ちゃんとの思い出。
    べったりではないけど、適度に構ってくれる、そして、時にはどつかれる、
    しっかりと心に残っている、父親像。
    雨に日の別れでの主人公の様子は壮絶ですね。
    でも、しっかり、父への気配りも忘れず、笑顔で懸命に生きようとする姿が素晴らしいです。
    長谷川さんの絵は昭和時代の光景や、主人公の微妙な心まで描いてくれています。
    セピア色のシーンも絶妙です。
    このご時世、おはなし会ではちょっとリアルすぎて読めないのが残念ですが、
    そっとお薦めしたいです。

    投稿日:2009/06/08

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  • 昭和の情景を懐かしみつつ

     勢いのある筆致が特徴の、長谷川先生ご自身の亡きお父様へ捧げる一冊。
     天国のお父さんへの手紙の形式で、10歳の先生が描かれています。

     お父さんとの数少ない思い出を大切になさってきたことがわかります。

     お父さんの死によって、周囲はたくさんの気遣いをしてくれますが、たくましく、優しく、強く育ってきた長谷川少年が、頼もしいです。
     小学校の図工の時間に“父の日”が近いから、お父さんの絵を描くシーンがあります。担任の先生は、父を亡くした長谷川少年に、「お母さんの絵でもいいんだよ。」と声を掛けます。


     ここを読んだとき、私の小学校時代がよみがえりました。その日は、母の日にむけて、「母」という題で作文を書いていました。
     クラスの中で、一人鉛筆を持たない男子がいて、先生が「書きなさい!」と、声をあらげていたのです。先生はその子の家庭事情を知らず
    あとで謝ったようですが、初めてわたしは色々な事情の人がいるんだなと気づきました。
     そして、母の日とか父の日は、家庭の中だけで良いのではと幼心に
    思いました。

     この一冊は、家で息子としんみり読みました。
     彼は、自分の身に置き換えて、「強いな〜。」としみじみ語っていました。

     対象は3年生くらいからでしょうか。
     大人の方も、昭和の情景を懐かしみつつどうぞ。

    投稿日:2009/06/06

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