最初から最後まで「きらい」のオンパレード!
否定的な言葉ではありますが、なんとも面白い絵本でした。
ついクスッと笑ってしまう文章や、韻を踏んだような詩的な表現。
そう、文を書いたのは中川ひろたかさん。
「なるほど〜!」と思わせてくれる色んな「きらい」を堪能させてもらいました。
そして、その素敵な文章に、工藤ノリコさんのとびきりキュートな挿絵。
ほのぼのとした優しい色使いに、あの独特で可愛らしいキャラクター。
「キラキラ」と見せかけて「きらいさ きらい」と書かれたネオンとか、全く注射を怖がらない赤ちゃんとか、そのセンスの良さには脱帽です!
ページごとに色々な「きらい」の文字があるのも、見ていて楽しかったです。
最後まで読んで分かったこと。
みんな、自分勝手だなぁ・・(笑)