「がまくん かろくん」 みんなの声

仲良しのがまくんとかろくん。
ある日がまくんが泳げないとわかり
かろくんは・・・

かえるなのに泳げない友達のために
あれこれ考えるかろくんの優しさにジーンと
します。
子供たちも一緒に助け合える友達、
友達に優しく出来る気持ちを持ってほしいなと思い
ながら読みました。

馬場のぼるさんの絵がほのぼのしていて
カラーじゃないのも新鮮で良い感じの絵本です。

一度水泳教室の無料体験に連れて行ったら泣きじゃくっていた息子。それからというものの水遊びは好きなのですが、プールはあまり好きでなくなってしまい…がまくんではないのですが、主人が泳げない男はカッコワルイと言い出したので図書館で借りてみました。がまくんがブランコで平泳ぎを練習している場面、かろくんのいろいろな工夫で泳げるようになるラストシーン、いいですね。息子も「やったあ」なんて言ってました。「じゃあ、ゆうたもプール行こうか？」「ヤダ」…
主人は泳げるようになれ、なんて言ってますが、私の希望はがまくんのおとうさん。いつもニコニコしてて、「ぐわははは」って笑ってる、こんなステキな年齢の重ね方して欲しいなあ〜ダンナもムスコも

友達っていいなって思える絵本です。がまくんが泳げるように一生懸命に手助けするかろくんです。遊びながら楽しく泳ぐ練習をしてるみたいでした。がまくんからしたら真剣で必死だったと思います。自分ひとりでも泳ぐ練習をするがまくんがとても素敵でした。頑張ったかいがあってよかったです。頑張ればいつか出来ると勇気と希望をもらいました。馬場のぼるさんのほのぼのとした絵もとてもよかったです。

苦手なものも頑張れば出来るようになるんだよ。一緒に頑張ってみようね！
そんなメッセージ性のある絵本です。

カエルなら当然泳げるものと思いきや、がまくんは泳げません。
でもお友達のかろくんと特訓。
かろくんの思いつく特訓方法は、とてもユニーク。
娘も最後に泳げるようになったがまくんに、「良かったねーーがまくん。すごいねーー！」と絶賛していました。

子供って、出来ないことを出来るように
教えるのってホント難しいですよね。
皆最初は出来ないはずなのに・・・
できないから、頑張るのを嫌がり、
よけい出来ないまま・・・
何とかしなくっちゃっと親は焦るばかり・・・
この本を読んで、仲良しの友達がいると頑張り、
頑張ればできることが、すごく分かりやすく
そして楽しくのっている本です。
出来ない事につまづいたとき是非読んでみて下さい。

”１１ぴきのねこ”しりーずの馬場のぼるさんの作品だったのでこの絵本を選びました。主人公達のあっぱれな水泳の練習方法に感心しました。子供は遊びの中から学ぶというのは本当なのだな！と感動しました。私では考え付きそうもない素晴らしいアイデアに感服しました。もし将来娘が主人公のような状況になったら是非同じやり方を試してみたいと思いました。励みになる友達が傍にいるのもとても素敵な事だと思いました。

将来始まるプールに備え、
お風呂で洗面器に顔をつける練習から始めようとしたら
意外にもいやがった（お風呂遊びは好きなのになぁ）ので、
とりあえず絵本から遠まわしに攻める作戦に。
単なるお人よしと友情との線引きはまだ難しいのでおいといて、
ユニークな作戦とユーモラスな絵を楽しんでました。

こっちも急がず、のんびりじっくり慣れさせよう、
そういう気持ちになれます。

がまくんが泳げないと知って、お友達のかろくんが泳ぎの練習をお手伝いします。
なんとかがまくんを泳げるようにしてあげようと一生懸命で、それに答えるように、がまくんも自主的に練習したりして、どこまでも前向き、それに周りのお友達やおじさんまでも一緒になってがははがははと笑いながら応援しているのですから、全然辛そうでない楽しそうなところがいいです。
誰にでも得て不得手があってそれを克服するときに辛いと思わないで楽しんでやった方が得ですよね。
お友達が一緒にいることでどんなに心強いことか。
娘も困ったことがあれば助けてあげて、出来ないことも楽しんで克服していくことが出来ればと思います。
絵本を読んだ後、まだ泳いだことのない娘は早速椅子の上にお腹をのせてがまくんのように泳ぎの練習をしていました。

できる子ができない子の気持ちをわかるということが、難しい時代になっています。
人の痛みが分かる子。分かろうとする子が少なくなってきたように思います。

かろくんのように、がまくんのことを自分のことのように正面から受け止めて、なんとかできないかと
一生懸命に考えて行動に移すことは大変です。

ともだちっていいですね。
そんな温かい存在が居てくれるって、本当にしあわせです。
一緒に泣いて笑ってくれるともだちがいれば、勇気がでますね。

最後の「がまくん、よかったなあ。」の言葉がとてもあたたかいです。
本当によかったなあと読み終われる絵本です。

泳げないかえる君が、お友達の手助けで
泳げるようになるお話です。
絵本の中のかえるってユーモアがあってかわいいです。
お話もテンポ良く、コントのようです。
使われている絵の色が少ないのですが、
ほのぼのとした、温かみのある感じを
受けるので、独特で素敵だなぁと思います。