あさのあつこさんの大ファンです♪
大人向け、子ども向け問わず、手当たり次第、読み漁ってます。
これは、ずいぶん前に古本屋さんで購入して読んだのですが、レビュー書きそびれたままでした(汗)。
この春、中学生になる女の子が、私の図書館から借りていって、あっという間に読んで、「おもしろかった♪」と返してくれたので、私ももう一度読んでみることにしました。
主人公の魔布結祈(まふ ゆき)は、古いお屋敷に住む、ごく普通の(ちょっと気が弱い)中1の女の子。一方、二卵性双生児の弟=香楽(かぐら)は、何でもできてかっこよく目立つ存在。
ある日、とても怖い夢を見て夜明けに目覚めた結祈は、不気味な赤い空を見る。そんな時、母屋に住む101歳の曾祖母に呼ばれ・・・???
ちょっと、おどろおどろしていて、残虐なシーンもありますが、話の展開が気になり、一気に読んでしまいます。
あさのさんの作品のいいところは、どこにでもいそうな普通の(でも、実は普通なんかじゃない!)女の子が、悩み傷つきながらも、大切なものを守るために、前向きに進んで行くストーリー☆だから、読んでる女の子たち(いくつになっても、まだまだ女の子の気持ちでいるオバチャンも・・・爆)、自分自身に重ね合わせ、とても共感できるんだと思います。
2巻目も手元にあります!(未読です。)続きを読むのが楽しみです♪
漢字にはルビがふってあるので、小学校高学年から読めると思います。