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当世落語風絵本 孝行手首」 みんなの声

当世落語風絵本 孝行手首 作・絵:大島 妙子
出版社:理論社 理論社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2010年04月
ISBN:9784652040911
評価スコア 4.56
評価ランキング 6,242
みんなの声 総数 47
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47件見つかりました

  • 息子の手首

    息子の手首を知らずにつれてきてしまった死にかけ夫。5歳で死んだ息子が、毎日そなえてくれるごはんのおかげで大男になっていたのです。手首が孝行をして、みんなの病気がいつのまにか、なおっていきます。

    ずいぶんたつうちに、息子の手首だと気づく母。

    手首がないんじゃ不便だと、届けるために(一時的に、というつもりで)死ぬ母。生き返れるかわからないのになんてことするの!と思ってしまいます。

    コミカルながらも、涙が出そうになる、愛情にあふれた物語でした。絵もとても合っていると思います。最後は、息子の手首と仲良く暮らしていけるところがまた素晴らしいです。

    投稿日:2015/08/02

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  • 伝われ、この想い

    • ととくろさん
    • 30代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子6歳、女の子2歳

    当世落語「風」絵本、大島妙子さんによる作品になりますが、
    実際に落語でもありそうなお話です。
    噺家さんになったつもりで、感情豊かに読んで楽しめる絵本です。

    死んだ子どもの手首だけが戻ってくるという不思議なストーリー。
    夫婦の会話だけで進む場面も多く、
    かなり興奮や恐怖するところもあって、
    読むのに、ついつい声を変えてみたり、手を動かしたり、工夫してしまいます。
    ちなみにあの世は会話の中にしか出てこないのです。
    腕の、いえ声の見せどころですね。
    会話の長さや断末魔のような声など、読むのに難しいところはありますが、
    読む進めるほどにその感情が自分にうつりこんで、世界に入り込めます。
    悲しさ嬉しさの上がり下がりがたくさん、
    読み切れば、青空の下の晴れやかな終わりが待っていて、
    マラソンを走り切ったような爽快さです。

    私は本当は怖い話が総じて苦手で、
    手首だけとか地獄が出てくる、このお話は気味が悪い部類なんです。
    でも不思議とあたたかい気持ちに。
    ニコニコと松吉とともに仕事に行くテの助を見て、
    うんうん!良かったな〜としみじみ思いました。
    子どもは時折ゲラゲラと笑っていましたが、
    最後に感想を聞いたら
    へんてこりんなお話だねー、だって!
    頑張って読んだのに、それだけ!?でしたが、
    「孝行」の意味も知らない子、仕方ないか。

    死んでもなお、それぞれがお互いを想いつづけたから
    起こった20年目の奇跡。
    大島さんの伸びやかな絵に心ほぐされながら、
    テの助たちのような強い絆を持つ家族に
    自分たち親子もなれたらなと思いました。
    子どもにもいつかこの家族の想い、伝わる日が来るでしょうか。
    読み手と聞き手、親子ともに精進が必要なようですね。

    投稿日:2015/07/23

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  • 私には怖すぎました

    絵も内容も怖かったので、怖いお話が嫌いな人には向かない絵本だと思いました。結構内容も強烈だったので、読んでいると怖くて、もう読むのを止めようかななんて思いながら、頑張って読み進めてみました。大好きなお母さんを思う子供の気持ちと大好きな子供の事を思う親の気持ちは伝わってきましたが、でも、怖い。ちょっと今日はゆっくり寝れるかどうか、心配です。

    投稿日:2015/07/21

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  • 内容的には子が親の事を思う気持ち、そして親が子の事を思う気持ちが表現された作品になっていますが、少し内容がショッキングなのでまだ小さな子供には見せられません。きっと怖がってしまうと思うからです。大人が読んでも少し怖い気もします。と言うのも手首が動き出したりする話だからです。何とも言えない雰囲気の本でした。

    投稿日:2015/07/21

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  • ぞっとしたけど

    はじめて新作落語というものをよみました。最初はギャーとこわいことがけっこうあって、夏の怪談のようなぞーっとした感じがあったのですが、よく読んでみるとしっかりしたお話ですね。けむくじゃらの手には驚きました。文が長いのですが、小学生くらいならじっくりきいてくれそうなきがしました。

    投稿日:2015/07/17

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  • 不思議だけれど、引き込まれる。

    • まおずままさん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 女の子8歳、女の子4歳

    なんとも不思議なお話です。
    幼い息子を亡くした夫婦が長い年月を経て、病を抱えながら暮らしているある日、おとっつぁんが三途の川を渡りかける羽目になります。
    そこで、毛むくじゃらの大男に出会い、襟首をつかまれながら逃げ出して命拾いします。
    目を覚ますと襟首には毛むくじゃらの手首が!
    手首を供養しようとするも、舞い戻ってきたので、一緒にくらすことになったが、その手首はなんと亡くなった息子のものだった…。
    息子の手首、テの助とともに久方ぶりに家族3人水入らずで幸せな毎日を送る・・・。

    意外なストーリー展開にぐっと引き込まれてしまいました。
    おっかさんが、亡くなった息子のちぎれそうな指を縫い付けてやるところではなんともやるせない気持ちになりました。

    投稿日:2015/07/18

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  • 孝行息子

    読み応えのある長いお話でした。
    展開としてはかなりあり得なくてそれがまた面白く、そして後半からはじーんとする本当に良いお話でした。
    本当に孝行者の息子いや、手首だし、夫婦も子を思う優しい人。親子の絆を強くかんじました。

    投稿日:2015/07/23

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  • ホラーですね〜

    大人の私でも、すっごく怖かったですぅ〜情けない。。。

    あの世とか、手首とか、なんだか怖くて怖くて。

    いい話なのですが、怖さが先にたってしまい、なかなか感動できませんでした。

    お子さんたちの反応はどうなのでしょうか?

    うちの甥っ子たちだと怖がって「し〜ん」としてしまいそうな気がします。

    投稿日:2015/07/20

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  • 読み始めたとき 声を出して読むと 落語家のように読んでいるのです
    小太郎を亡くした母親の悲しみに涙しながら
    子供を亡くした親の気持ち 悲しいですねえ
    息子を追うように父親は三途の川を 二股の分かれ道で毛むくじゃらの大男との出会い 
    手首との出会いはなんと 不思議な話ですが ぐぐっと心を捕まれて読んでしまうのです
    大島妙子さんの 落語の語り口といい絵といい怖さの中にも人情があふれていて いいお話しです

    孝行手首とはおもしろい! 手首の助の正体は、お話を読んでのお楽しみです!

    えん魔さんの舌は少々気持ちが悪かったですね〜

    投稿日:2012/04/07

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  • どこから浮かんでくるんでしょう

     私も娘も大好きな大島妙子さんの作品だったので、迷わず購入しました。
    「落語風」絵本ですが、本当に落語になりそうな、人情味あふれるお話ですね。物語のユニークさは、さすが大島さん! こんな設定、展開が、どこから浮かんでくるんでしょう!?

     娘は、どう感じたのかな?と、気になりつつ、あえて感想は聞きませんでしたが、翌朝、読者カードにぎっしりと書き込まれた感想を読んで、ほっこり温かい気持ちになりました。

    投稿日:2012/03/30

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