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12歳たちの伝説(5)」 みんなの声

12歳たちの伝説(5) 作:後藤 竜二
絵:鈴木 びんこ
出版社:新日本出版社
税込価格:\1,650
発行日:2004年11月15日
ISBN:9784406031271
評価スコア 4.5
評価ランキング 8,998
みんなの声 総数 3
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  • 成長

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子3歳、女の子1歳

    シリーズ全5巻を読んでパニック学級と言われたこどもたちですが、成長したなーと思います。
    物語はここで終わりのようですが、続きが気になってしまいます。
    今回、ごりちゃん先生の章があったのも良かったです。天然なのか計算なのか断定はできないし、クラスはやはり彼女の力で良くなったのでしょうからいい先生なのだと思います。こどもたちのことを思う気持ちは本物に見えました。

    投稿日:2014/12/21

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  • ごりちゃん(先生)が!!

    文庫で、最後の5巻目!

    「ぐーたらひま人班」の沢木悠太が
    ほとんど

    飼育委員の黒沼あかりが2章

    あと、森みどりが1章
    ん?
    先生じゃん!!
    ゴリちゃんの文章は
    1巻から5巻を通して初めてではないですか!?

    悠太ももどかしいヤツ・・・って
    思うのですが
    ページが進むにつれて
    実は、違うんじゃん!!
    って、思います

    4年生の時に押さえつけられ
    5年生で崩壊
    そんなパニック学級が
    今度は、暴走学級(^^ゞ

    でも、原因は、実は
    その大人が押さえこむことから発生しているように思います

    飼育係の黒沼さんの芯の強さに
    ぎゅ〜っと抱きしめたくなります
    こんな子がいたんだ

    そして、その子の様子を
    ちゃんと見ている大人もいるのです

    それに、ゴリちゃん先生の
    交渉術がまたすごい

    若い時に、こんな術を知っているとは
    苦労人なんだなぁ〜きっと

    だから、この学級に寄り添えたんだなぁ〜

    おっかけグループもいい方向に進んでる
    まっさんは、相変わらず悪者にされてる
    でも、みんなは、わかってるんだよね
    学級委員のコースケもまじめなだけではないのがいいです
    2組の北原には、むかつきます
    でも、いるんですよね、こういう要領のいい奴
    でも、嫌い
    マルも、大変そうだけど(^^ゞ
    的を得ていることが多くなったからいいとして
    私は、やっぱり凛ちゃんの鋭さが大好き!

    と、このクラスの夏休み明けも気になるところですが
    この巻でおしまいのようです

    学校と小学生が中心で
    5年生の時は親の特別参観?とかあったようですが
    6年生になって
    親、特に
    モンスターペアレントが出場しなかったのが
    いいのか悪いのか
    出てきたら、もっとぐちゃぐちゃになりそう(^^ゞ
    ですもんね

    こどもの背景って
    やっぱり家族との関わりがベースになっていると
    思うので

    巻末の児童文学研究の宮川さんの解説も勉強になりました

    大人も是非、読んでほしいシリーズです

    投稿日:2013/02/20

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  • 読み終わりました

    読み終わりました。

    学級崩壊、問題のある児童。実際に目の当たりにしたことはありませんが、こうして一人ひとりの子どもたちの視点で気持ちを追っていくと切ないし、大人として何がしてやれるのだろうと考えさせられました。

    息子はというと、どんな風に感じで読み聞かせを聞いていたのかはわかりませんが、とても親近感が持てたお話のようで、毎日長い頁を読まされました。

    担任の先生の気持ちはあまり出てきませんが、子どもたちを柔らかく優しく包み込むような雰囲気が全体として感じられました。

    1ねん1くみシリーズ、3年1組シリーズもそうでしたが、活発な子どもたちと女性の担任というが後藤竜二さんのクラスものの一つの特徴なのかなあって思いました。

    子どもたちは未熟でも一生懸命生きている、ただそれを言語化する言葉を持たずに誤解されたりすれ違ったりで、そんな子どもたちをどう大人が見て寄り添っていけるのか。大人も一緒に読んでほしい児童書です。

    投稿日:2013/02/09

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