「モンスター・ホテルでおばけバラ」 みんなの声

「モンスター・ホテル」のお話にしては、めずらしく「恐い」印象のあるお話でした。恐いお話が苦手な小さなお子さんは、もしかしたら読まないほうが良いかもしれません。我が家の娘は「恐いお話は大好き」なため、楽しく読むことができたようでした。

今回は怖い魔女が出てくるお話。
自分より嫌いなものが大嫌いな魔女。
女性のいるいるこんな人，と，どこか白雪姫のお話を連想させる，この魔女（笑）。
高畠純さんの描くイラストもどこかユーモアがあって，お話をより一層面白くしているな〜と思いました！

このお話は、こけばあさんの首にかけていた豆のネックレスの一粒が大きく育ってモンスタホテルのモンスタ−達を困らせるお話でした。うちの子は鶴にみんなが巻き付かれているのとかがとっても面白かったみたいで大笑いしながら見ていました。

長女が大好きなモンスターホテルシリーズ。
今回はこけばあさんというとても個性の強いおばあさんモンスターが登場です。
こけばあさんはもうとことん悪役で、途中からいじわるばあさんとしか思えません（笑）

人間のおじいさんとやり合うところなんか何だかエキサイティングしちゃいます。
おじいさん頑張れ！負けるな！って。

それでもたしなめることはあっても、悪口をいったり嫌なことは言わないモンスターホテルの仲間たち。
そこがまたこの絵本では好きな場面です。

子供たちが大好きなモンスターホテルシリーズです。
町はずれにある空きビルにあるモンスターホテル。色んなモンスターが住んでいますが、人間には空きビルにしか見えません。

今回の主人公は緑を吸い取るおばあさんです。
このシリーズにしては珍しく、人間に悪さをするおばあさんが登場しました。
人間に姿を見られたことで懲りるのかなーと思ったら、このおばあさんはそうでもない・・。
今までの作品は、ほろりとするストーリーも多かったのですが、ちょっとこの作品は期待はずれでした。

ガーデニングブームに乗って作られた作品だったのかもしれませんね。