「おばけのこもりうた」 みんなの声

お化け好きの娘が以前、図書館で借りてきて、貸出期間中毎晩のように読んでやりました。
「こもりうた」なので、私や主人が文章に勝手なメロディをつけて･･･。

でもそのへんてこなメロディ付きも効果あったのか、その２週間ほどで、娘は内容をほぼ暗記！

しかも、それから約１ヶ月以上後で再度借りてよんでみたところ、娘はまだ暗記していたのです！！

せなさんのおばけって、とってもかわいいんですよね。

おばあちゃんがこどもたちに歌う、おばけのこもりうた。
寝かしつけるときにいいかも。。と思い図書館で借りてきたのですが、これを読むと子どもよりわたしの方が眠たくなってしまうんです。ちょっと困っています。笑。
出だしの『ひとつ　ひとつめこぞうが　あくび
そろそろ　おやすみ　ねんねんよう』のところでは一つ目小僧につられて必ずあくびが出てしまう。
わたしにつられて息子もあくび。。と連鎖がちょっと楽しいです。
子守唄というよりかぞえ歌かなぁ。
いろんなお化けが出てくるので息子は読み進めるうちにだんだんと神妙な顔で無口になっていきます。
怖いけれど読みたい。。という感じらしく、「よんで」⇒無口。。のくり返しです。怖いもの見たさなのかしら？
最後のとっくりがいい味出てる！！

「この本はおばけが出てくるから怖いのよー」と息子に前置きしたから読みました。息子は「そんなの全然怖くないもん」と。確かに楽しげなおばけばかりで、息子は怖がっていませんでした。

読んだ後、「お母さんは、おばけ見たことがある？」と息子が聞くので「あるよ。オバケちゃんとかタロポーとサクピーとか」と答えました。

寝る前に読んだのですが「こもりうた」の題名に反して、息子は眠たくなるどころか、おばけ談義に花が咲いてしました。子どもとの会話が弾む楽しい絵本だと思いました。

おばぁちゃんが孫達に歌ってあげる子守唄。ひとつ・・ふたつ・・みっつ・・とオバケの絵と名前が出てきて、とおまでいきます。声をふるわせてリズムにのりながら呪文のように読んであげて・・とおまできた時「わぁー！！」っと大声をあげると子供達はビックリ。でもすごく嬉しいみたいで「こわいー」と言いながら顔は「いつまたビックリさせてくれるんだろう」みたいな期待してる表情。歌ってるおばぁちゃんは子守唄のはずが自分が寝てしまい・・・おもしろい結末。でもいろんなオバケが出てくるので、どういうオバケか知らなかった私達親子はある意味勉強になったかも〜。

こもりうたというより
かぞえうたですね〜

聞かせる側としては
うまく節回しをつけられるかどうかが、
勝負の分かれ道であり、腕のふるいどころです。
子供がシラケないように、
ちょっぴり陰で練習することをオススメします。
まぁ
私に音楽的センスが無かっただけかもしれませんが〜。
えぇ、最初は大失敗しましたとも。

むしろ開き直って淡々と読むのも、
いいかもしれません。

色んな数え歌があリますが、これはおばけの数え歌になっていて題名の通り、こもりうたでもあります。
せなけいこさんの絵本を何冊も読んで、おばけに詳しく？なってから読むと良いかと思います。
お昼寝の前など、繰り返し読むと言葉遊びとして、覚えてしまう子どもも多いです。

「１，２，３」と言う数え方じゃなく
「ひとつ、ふたつ、みっつ」と言う
数え方なので、それが同じ数字の事だとは
子供は思ってなかったようです。
でも「こうやって数えることもあるんだよ」って
教えると順番に一つずつおばけが出てくるのを
数えてました。
最初は「怖いからイヤ」って言ってたけど
今では寝る前にも読んでます。

子供の大好きなお化けシリーズだったので迷わず
借りてきました。
ぜったい受けるだろうと自信満々に読んでみたのですが
反応は「ふ〜ん」のさめた表情でした。
でも最後のとうのとっくりはなぜか笑ってました。
こもりうたより数え歌の印象をもちました。

お化け絵本シリーズの中でも、めずらしい今回は、数え歌の作りになっています。それも一から十まで全部おばけづくしの数え歌です。こんな楽しい数え歌、空で歌えたら、本当に子供は喜びますよね。十で、歌ってくれていたおばあちゃんが、とうとう寝てしまったところが、面白かったです。

おばあちゃんが子どもを寝かしつけるのに話すおばけのかぞえうた。
ひとつ、ひとつめこぞうが・・・。
ふたつ、ふなゆうれいが・・・。
いつつ、いったんもめんが・・・というふうに続くのですが
数え歌の部分をわらべ歌風に歌いながら
おばけをイメージさせるように低い声で読み聞かせ
ラストにきてコミカルな明るい声で
｢あらら、おばあちゃんが・・・・｣と読み上げると
娘は爆笑してくれます。
３歳くらいにもなるとオバケネタがすごく好きになるので
ツボにハマるみたいです