「しゅくだい」 みんなの声

銀行の本棚にあったのを、5歳になる長女が読んでいました。
「しゅくだいってなぁーに？」
「おうちで、勉強してくることよ。小学校に入ったら、あるよ」
「へぇ〜、いいな。はやく、しゅくだいやりたいな」
「？？？」
読んで見てわかりました。なんて素敵な宿題なんでしょう。
思わず、人前で娘を抱き上げてギュっとしてしまいました。

二年生の子ども達に、
この絵本を読み聞かせました。
ちょっと大人びたことを言う子ども達で、
この本を読んだ後は、
「え〜、抱っこの宿題なんて恥ずかしい。」
とか、
「重たいから無理だよ〜。」
なんて声があちこちで。

でも、
まんざら嫌でもなさそうな顔。

そこで、
その日は
「だっこ」を宿題に
加えました。

次の朝、
子ども達に聞いてみると、
してもらったよと、
恥ずかしそうに、
でも、
うれしそうな顔をして答えていました＾＾

ひざの上にのせてもらったとか、
お父さんが、
離してくれなかったなんて子もいました＾＾

下のお子さんが出来て、
なかなか
上の子を抱っこする機会がなかったという
家庭が多かったので、
とてもよかったと思います＾＾

すご〜い、抱っこの本は数あれど、これはハートの真ん中にドォンときました。
次子の世話で忙しいのも、忙しいから話半分のお母さんも、それを言い出せないでしょんぼりおやつを食べるのも、それなのに早くやってしまいなさいと言ってしまうのも、どれをとっても親と子の日常ではないでしょうか
。それだけに抱っこで最高の笑顔を見せぐっすり眠るもぐくんに、あったかな気持ちが生まれます。

うちの子は、入園するなり抱っこマンになり、おうちでの抱っこが少ないのではなどと言われています。
そうなのかなあと首を傾げる私の代弁者として、この本を読み抱っこ抱っこ。今頃抱っこ癖がついているような気もしますが（笑）しすぎて悪いことはないのでまぁいいでしょう。子はもちろん、親が子の気持ちを拾うために読むのもアリかも。

てれび絵本で見ました。
めえこせんせいに出されたしゅくだいの“だっこ”
もぐくんは教室では｢そんなのいやだよ｣って言ったけど
わくわくで家に帰って早速宿題をやろうとするんだけど
お母さんは下の子のお世話で忙しい。
寂しい気持ちになるもぐくんだけど
ラストはお母さんだけでなくおとうさん、おばあちゃんからも
いっぱい抱っこされてすごく幸せな気持ちで眠りにつきます。
お兄ちゃんの寂しさもわかるしお母さんの気持ちもよーく判る
とても切ない部分はありますが
ぎゅーっと抱きしめてあげるというたったそれだけのことで
子どもの不安が無くなることも少なくないだろうなと思います
ラストに心がポカポカとあったかくなる感じでとても良いですね。
何かと世知辛いこの頃めえこ先生のように時には洒落た宿題を出す先生がいて欲しいな〜と思うのは私だけでしょうか。

　　息子が2歳のとき、誕生日のプレゼントに何がいいか息子と一緒にデパートをぶらぶらしていると、息子が「ママ、おいでぇ〜」と呼ぶ声が・・・。

　　「ねえねえ、これがいい！この絵かわいいから！」
と、もうはなしません。中を開いて、「しゅ・く・だ・い」といって覚えたてのひらがなを一生懸命読んでます。

　　本を買ってからの家までの帰り道、車の中でもなんども読んでました。家につく頃にはほとんどのストーリーを覚えてしまって、子守歌の所なんか自作の曲を何曲かつくって読むたびに変えてましたよ。

小学校入学のちょっと前に息子と読みました。
学校に入ったら宿題があるんだよっ大変だぁって
話していた頃に見つました。

息子も宿題ってどんなの？と興味津々。
でも、このお話の宿題は『抱っこ』。
こんなのウソでしょって言うので本当に出るかもよっ！って言って見ると、
ニヤニヤっとしながら『いやだー！』って言ってました。

ちょうどもぐら君とこみたいに、うちも妹がいるので
お兄ちゃんとしてはもう『抱っこ』なんて言えないのですが
まだ甘えたいってバレてます（笑

　この絵本は、子どもさんと一緒に読んでもらいたい本でもあるのですが、兄弟のできたばっかりのお兄ちゃんやお姉ちゃん、それとそのご両親にも是非読んでほしいと思うお薦め本です。
　先生が出した宿題は、おうちの人に『だっこ』してもらうこと。
　もぐらのもぐくんの家には赤ちゃんがいます。お母さんは赤ちゃんのお世話で大忙し。
　お母さんはもぐくんのことをかまってあげる余裕がありません。
　１人でおやつを食べたりしています。
　もぐくんはお母さんになかなか宿題の『だっこ』を言うことができません。
　晩御飯になってお父さんが宿題終わったのかと聞いてやっと今日の宿題が『だっこ』だって言うことができたのです。
　もぐくんはやっとお母さんにだっこしてもらうことができました。
　
　このお話を読んでいて、もぐくんの思いと２歳半になる息子の気持ちとがなんとなくかさなって胸が『ジーン』としました。
　私も赤ちゃんのお世話で、息子のことは『あとでね』なんていってしまっていたのですから。
　時折この絵本を子どもと一緒に読んでみんなであったかい気持ちになれたらと思います。

宿題というと、なんかイヤなイメージ。
ああ、やっていかないと先生に叱られる。でも面倒くさい。
そういうものですよね。

でも、この宿題は出された子どもはもちろん、親も幸せになれちゃう宿題です。

小学校の低学年くらいから、だっこがちょ〜っと恥ずかしい。親のほうもだんだんそうしなければならない理由がなくなってくる。
でもそんなとき「だっこ」の宿題がでたら、うれしくなっちゃいますよね。何しろ、宿題ですからしなければいけません（笑）

娘はまだ平気で抱っこ抱っこの子どもですが、小学校上がって少し大きくなったら、抜き打ち的にもう一度読みたい一冊です。

しゅくだいというタイトルなので、３歳の息子には難しいかなと思いました。案の定「しゅくだい」ってなあに？と聞かれました。それにしても、だっこのしゅくだいってかわいいですね。読んでいて、すごく優しい気持ちになれる本だと思います。読み終わって、しまおうとしたら、「もう１度読んで！」と持ってきました。子供にもあったかい雰囲気が伝わったのだと思います。いもとようこさんの絵も大好きです！

子供が大好きな本です！うちの子はだっこちゃんと言っても良いほど、だっこが大好きな甘えん坊！　この本を読んだとき　うちの子にぴったりかも・・と思い買いました。　案の定とても気に入ってくれ、この本を読んだ後には必ずだっこをせがみますね。『お母さんはもぐをだっこして歌い出しました・・』の所を、私は赤ちゃんの頃に歌っていた子守歌を歌ってあげてます！
絵もとても可愛く気に入っています！！