「だいすきっていいたくて」 みんなの声

お勧めされていたので借りてきました。

「すてきなことば」を言おうとして言い出せず
ついにはふくれっ面になってしまい、
「ママ、パパ、だいすき、だいすき、だいすき！」という場面が
とっても可愛く、思わず微笑んでしまいます。

ふと我が家を振りかえり、
息子も言いたい気持ちを言える雰囲気を出せているかしらと思うと、
余裕もなく、バタバタと家事をこなし、
きっと息子もふくれっ面になっているんでしょう。

もっと余裕を持って、子どもとの生活を楽しみたいと思いました。

我が家も読み終えて、息子と２人で「大好き」を言い合いました。
とっても素晴らしい時間を持てました。

大好きと、素敵な言葉を言いたいのに、パパも仕事にいってしまい、ママも忙しくてできません。

学校でも言うことができず、言いたい気持ちがたまります。

家に戻って、むかむかしながらも、、、とうとう言ってしまいます。大好きよ！

普段忙しくてあまり話を聞いてあげていない自分を反省しました。ごめんね。

くちいっぱいに素敵な言葉が広がる、というのが、子供に分かりやすくてかわいい表現だな、と思いました。
気持ちとか心とか、大人は分かるけど、幼児にはきっとまだピンとこないですよね。

もう言わないもん！ってすねても、やっぱり大好きな気持ちは膨らんで、大きな声で「だいすき！」って言っちゃうところもかわいいです。

言う方も言われた方も幸せになる、そんな言葉ならいつでも我慢しないで表現したいです。

ロラからの「だいすき」って言葉は、パパとママにとって最高のプレゼントでしょうね。
そして、ロラも「だいすき」の言葉を、とても大切にしている様子がわかって、こちらも心が温かくなりました。
幅広い年代方が、楽しめる作品だと思います。

自分自身への反省と癒しであり、子どもにとっては自分の気持ちを代弁してくれるかのような心温まる絵本だと思います。
毎日フルタイムで働き、保育園で長時間過ごす子どもたち。お迎えから夕食、お風呂、就寝までバタバタですが、子どもの話にいっぱい耳を傾けようと思うようになります。そして、そうやって子どもと過ごしたら子どもから素敵な言葉を聞けそうです。忙しくてもこの絵本を読んだら必ず「大好き」って言いたくなります。

ハムスターのロラがとっても可愛いんです。
素敵な言葉を大切な人達に伝えたくて
どうしようもなくでも皆忙しそうだったりで
タイミングが全然合わなくて...。
焦りや段々とムスッとした表情が
手に取るようにわかり
１日中とっても我慢してたんだもんねって思うと
彼女がいじらしくなります。
ロラが口にしたい素敵な言葉
きっと受け取った側も頬が緩んでしまうほど
嬉しくなります。気持ちを伝えるのって
本当に大切ですね。
ただタイトルに既に書かれてるので
素敵な言葉って何？なんてすぐ分かっちゃうんですけどね。

　カール・ノラックとの出会いは、
子ぞうのクレオとママのラブ・ストーリー（？）
『もしも　ママとはぐれたら・・・』でした。
直球ストレートにママへの愛情を表現をする子ぞうが
可愛くて、愛おしくて・・・。

この絵本のハムスターのロラも、
やはり、自分の思いをまっすぐにパパやママに伝えたくて
悪戦苦闘します。
誰もが、ちょっぴり恥ずかしくて言えないでいるけれど、
本当はとても大切で素敵な言葉を、
ロラは一生懸命に伝えようとします。
温かさとユーモアと・・・ほんわか・胸キュン物語です。
大人の顔色をうかがう子どもが増えていると言れる中、
ロラやクレオのように、
「素敵な言葉」を、ストレートに伝える事の大切さを考えさせらえます。
だって、誰でも『大好き』って言われたいですよね！

お母さん大好きと言わせる系統の本は，
どちらかというと親が一人でみてうれしくなる大人目線の内容がおおいように思うのですが
この本は子供目線なので子供も一緒にたのしめる本です。
ところどころおかしくてくすっと笑えるところもあって素敵な本です。
挿絵もやわらかなタッチでなごみます。

「あとでね」「待っててね」って、私も子供によく言ってしまいます。すてきな言葉を言えずに呑み込ませちゃっているかもなぁ・・・。

想いを言葉にするってこと、とっても大事だと思う。子供のときに言えなかったら、大人になったらもっと言えないよね。

題名からして、読む前から「すてきな言葉」が「大好き」だと分かってしまうのが、ちょっと残念。

「素敵な言葉」を朝思いついて・・・でも中々言う機会がない・・・。
こういう思いってきっと、子供の頃はみんな持っているんだと思います。この絵本のロラちゃんのような思いはみんなもっているんじゃないかと思います。
そして、言い出すチャンスがなく、ふくれっつらになっていくのも同様に・・・。

わが子の中にある、「素敵なことば」に耳を傾けるって・・・意外と努力が必要なことだと思います。

親にはぜひ一度読んで欲しい一冊です。