先日、大人向けのお話会に参加した際、読んでいただいた1冊です。
少々文章の長い話なので、時間に決まりのある、学校の読み聞かせ(朝読時間)などに使うのは、少々難しいですが、時間の制約がないときにゆっくり声に出して読んでもらったので、とても楽しかったです。
今回の読み手の方は、ローランドの歌を聞き覚えのあるメロディーにのせて歌ったくださったので、その時々のローランドの心情も垣間見えて、ニコニコしたりハラハラしたりしました。
特にローランドとキツネのやり取りは黙読しているときの比ではない、面白さが伝わってきました。
ウィリアム・スタイグの作品は「ロバのシルベスターと魔法の石」が読み聞かせの世界では多く取り上げられますが、
私は個人的に「ローランド」のほうがずっと好みでした。