「ドロレスとダンカンもっとりっぱなネコがきた！」 みんなの声

娘がどっぷりとはまった作品のひとつです。
何度読んだことか！

おさるのジョージの訳にひかれて、福本友美子さん訳のものを、よく読むようになりました。

すごそうなネコがやってきても、「ダンカンはダンカンなんだから」とのお姉ちゃんのひと言も、光ってます。本当にダンカンはダンカンでよかったのですから！

自分の子供が誰よりもかわいくて誰よりも一番！

そう思っているお母さんがほとんどだと思います。

他人をライバル視するのは悪いことではありませんが、

度がすぎるとダメですね・・・。

同じように上を目指すもの同士なら

案外気が合って仲良くできるかもしれませんね。

なにも一番じゃなくても、いいと思いますよ。

いろんなことが感じ取れる絵本でした。

ドロレスが立派なネコを飼っています。名前は、ダンカンです。ゴキブリをやっつけるダンカンは勇敢で、ドロレスの冷たい足を温めてくれるダンカンは、親切で、ドロレスの嫌いな魚を食べてくれるダンカンはとても役にたつのを自慢しているドロレスです。なんだか当たり前のことのように感じるのですが、ペット好きなドロレスにとっては、自慢のダンカンです。競争相手が現れてからは、常に相手を意識してしまうのが愉快でした。やっぱり、自分のペットが一番だと自慢したい気持ちも伝わってきました。ネコを可愛がる作者ならでも作品だと思いました。
とてもネコを愛していると思いが伝わってきました。ネコ好きにはたまらない絵本だと思いました。