おなじみの「ひとまねこざる」ジョージが繰り広げる、ドタバタ劇です。
息子は、シリーズの別の本でジョージを気に入り、それからは、ジョージの本を見つけるとすぐに反応するようになったので、この本は図書館で見つけ、即借りる事を決めました。
ジョージの起こす「めんどう」は毎回とても楽しいものです。
絵もとてもかわいく、ユーモアあふれる絵です。
しかし、私が一つ引っかかる点は、きいろいぼうしのおじさんが、ジョージをアフリカから無理矢理連れてきちゃった事です。
それも袋に入れて。
息子は何とも思っていなかったようですが、私は大いに引っかかってしまい、楽しさが半減してしまいました。
英語版はまた少し内容が違うのかもしれませんが、「ジョージはかなしくなりました」という文を見て、私まで悲しくなりました。
(ジョージの「しりたがりの好奇心」が勝ってしまうのが救いですが)
連れてこなければ物語は始まらないのですが、その点だけ残念でした。