ある朝早く。
お父さんペンギンのジェイは、子どものドゥの部屋に来て叫びました。
「すごいことに なってるぞ!」
雪がたくさん積もっていたからです。
朝ごはんのあと、ジェイは嫌がるドゥを外に連れだして、雪だるまを作りました。
そしてお昼ご飯のあと、今度はかまくらを作ろうとしたのですが、雪が足りません。
だから家の周りから雪を持ってこようとしました。
そうしたら近所の人に、雪かきを頼まれました。
雪はどんどん集まって、とんでもなく大きな雪山ができました。
お父さんペンギンジェイのパワーに、目を見張ります。
だから、最初は嫌がっていたドゥも惹きこまれて、雪だるまや雪かきを熱心にするようになったのかもしれません。
とても明るい家族の物語です。
文章が多めなので、小学校高学年のお子さんにも合うのではないかと思います。