クマに襲われたというニュースが続出している時期に、こんな絵本に出会いました。
これだけおおらかなクマさんならば安心なのにと思いつつ、クマさんが悪いわけじゃないと考えることも必要かと感じました。
木の実や果実を巡って、山の中では動物たちが競争しています。
クマさんは、他の動物たちに先を越されて、なかなか食べ物にありつけません。
だから、クマさんは川を渡って食べ物にありつこうとしたのです。
クマさんと動物たち派仲良く帰っていきますが、そこに人間がいたらこんなハッピーエンドにならないのかも知れません。
おまけに人間はどんどん生活圏を奪っていきます。
やさしい絵なので、深刻にならず、その辺りを考えてみましょう。