我が家の娘は、何事もじっくり時間をかけて取り組む性格なので、おともだちと遊んでいるときは、いつもみんなの後を ゆっくりゆっくりついていく。 おやつの時間などは、ほかの子供達が食べ終わる頃に食べ始める始末。まるでこの本の、くまさんのよう。なので、この本は、そんな娘のために、あえて選びました。
娘は、自分が、のろまであることには、気がついているのかどうか分からないけど、のろまだけど、目標に向かって頑張るくまさんのことが大好きだと言っている。
実は、この本は、私にとって、のろまな娘の姿をみる気持ちを大きく変えてくれた一冊だ。以前は、のろまな娘の姿を見るたびに、いらだちを感じていたけど、この本に出会ってからは、のんびりでもいいじゃない、と心にゆとりができました。