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しまふくろうとふゆのつき」 みんなの声

しまふくろうとふゆのつき 作・絵:手島 圭三郎
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:1993年
ISBN:9784039636201
評価スコア 4.6
評価ランキング 4,360
みんなの声 総数 9
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  • しまふくろう 北海道にしか生息せず 100羽ぐらいで絶滅の危機にあるというのです
    翼を広げたら 180cmもある大きさ 手島さんの版画の迫力に圧倒されます!
    力強く 雄々しくもある その姿に引き込まれます!  ふくろうは目がするどく 賢い鳥です

    しかし、生きるためには 食べ物を探さなくてはなりません。
    雪の中に住む キタキツネ親子も又同じ
     
    うさぎをねらったしまふくろう あ〜食べられる・・・少しどきりとした思いで見ていました  版画の迫力は すごく、息とつめながら引き込まれていました。(手島さんの版画がすばらしい!感動です!)
     
    あっ!  かわいそう・・・でも みんな自分が生きるためには獲物をいただいて生きているのです。
    しかしこのとき ぼぼっ ぼーっ ぼぼっ ぼーっ なく声を聞いて
    しまふくろうは、彼女のもとへ 
    ああ〜よかった うさぎさん(こんな安堵の思いが胸をなで下ろすのです・・・)

    人間も、同じです、ややもすると自分で獲物を捕ることをしない人間は忘れた感覚のように思えます

    手島さんの伝えたいことが 少し分かったような気がしました

    子供たちにもこの 雪国に住む しまふくろうたちの姿を伝えてあげたいと思います!
    (冬の寒いときに読んであげたら より 伝わるのでは)

    投稿日:2010/12/07

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  • ポケモンよりすごい

     図書館の書棚でひとめぼれして借りてきました。
     実は息子はポケモンは好きでも、動物にはあまり興味がなく、
     自然を題材にしたテレビ番組などにも興味を示さない。
     そのことにじれったさを覚えていたのだが、
     この本は大正解!
     何しろしまふくろうが力強く、かっこいい。
     実在する鳥の生態が描かれていること、
     狩りの場面の臨場感には、絵本をめくる手が震えてくるほどだった。

     最終ページにシマフクロウについての解説がついている。
     翼を拡げたところは180cm。
     息子にとって「大きい」の象徴はお父さんなのだが、
     そのお父さんくらい「大きい」ことにまたまた大興奮。
     読み終わってから、シマフクロウの絵を一生懸命に描いていました。

    投稿日:2008/09/16

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    1
  • 版画の持つ魅力。

    • 多夢さん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 女の子7歳

    版画の絵本は、独特な雰囲気があります。
    このしまふくろうも、優美で力強い。
    黒がとても映えて、美しい。

    厳しい冬にも負けず、凛とした姿はなんともいえず、素晴らしい。

    この表現力は、版画ならではのもの。

    獲物を捕らえるのも本能なら、子孫を残すことも本能。

    大きな木の上に並んだ二つの姿。
    それは、子孫繁栄を願う作者の想いがうかがえます。

    投稿日:2008/02/04

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    1
  • 雪原にふくろうの影

    • ぽた子さん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子9歳、女の子4歳

    白い雪原にふくろうの影、それが、うさぎにせまってくる。
    この緊張感を本当によく表している版画絵で、とても、迫力があります。

    10年以上前に、図書館で手にして、その場面が目に焼きついていたのだと思います。
    先日、誰かに紹介されて、すぐ思い出しました。

    子供達に読んであげたところ、二人ともひきつけられていました。

    内容的には、「しまふくろうのみずうみ」と違って、獲物を捕まえるにいたらないので、
    正直、話の結末をすっかり忘れておりました。
    緊張感が高まった割には、少し消化不良になるかもしれません。

    でも、「しまふくろうのみずうみ」へ続くお話と解釈すれば、納得いきますし、
    帰ってふくろうの家族への愛情が深まる気もします。

    投稿日:2007/01/24

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    1
  • 版画が描く力強さ

    • レイラさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子12歳、男の子10歳

    北国の寒い雪景色の中、一羽のしまふくろう。
    月明かりの中の生き物の気配。
    獲物をとろうとしたその瞬間耳にした声。
    思いがけないその声は・・・。
    月明かりの中の凛とした空気が伝わってきます。
    版画の手法がダイナミックな画面と相まって
    とても重厚です。
    しまふくろうの低音の声は人間に動物の本能を気づかせるようです。
    月との対比がとてもいいです。

    投稿日:2006/02/10

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    1
  • 「迫力」の一言につきる

    ふくろうの迫力といい、月夜のしずかまりかえった雰囲気といい、文句のつけようのない絵本です。

    途中、どうしてこのタイミングで獲物をとらずに行っちゃうの・・・という場面があり、ストーリーとしては消化不良な感じもしてしまうのですが、それを差し引いたとしても、とにかく「迫力」の一言につきると思います。

    言葉も選び抜かれていて、潔い文体で好きです。
    残念ながら息子は怖がって全く手にとらず・・・なので☆4つにしました。

    投稿日:2018/01/24

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  • 自然界のふくろうの生きざまがカッコいい!

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子19歳、女の子14歳

    手島さんの版画絵はほんとにキレイで骨太で存在感があるな〜と、感嘆しました。
    どこかのおはなし会で誰かに読んでもらったような記憶があるのですが、改めて読んでみると、これがまたとってもいい!
    深い味わいのある作品だと思いました。

    狩りをするふくろう。恋をするふくろう。
    そのどちらも、自然界で生きる生きものには大切なことですが、
    そういうところを余計な解説文などを入れずに
    「この生きざまを見てくれ」と、1コマ1コマに勢いよく描かれていたのがかっこよかったです。

    小学校の高学年くらいから高齢者の方まで、楽しんで見ることができる作品ではないでしょうか?
    今年の冬はいろんなお話会でこの作品を紹介したいなと、思っています。

    投稿日:2014/10/12

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  • 版画絵本の神髄

    • かがやきさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子8歳、男の子5歳

    ふくろうの羽一枚一枚までもが繊細で、
    絵本いっぱいに羽を広げて飛んでいる様子は、
    ダイナミックで、驚く程、素晴らしいです。

    配色も絶妙で、
    版画絵本とは、こういうものかと感じ入りました。

    版画だけでなく、物語も、ふくろうの生態に忠実で
    迫力がありました。

    手島圭三郎さんの、他の絵本も読んでみたくなりました。

    投稿日:2008/10/23

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  • 版画絵の迫力

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子16歳、男の子13歳

    今のこの季節にぴったりな景色が版画の力強い絵で表現されています
    しまふくろうは貴重な品種のため自然の中で見ることはなかなか出来ません
    それがこの絵本では羽の一枚一枚が精密に描かれて躍動感があります

    絵なのに今にもとび立ちそうだったり・・・その迫力は満点です
    子供でも冬の景色やしまふくろうの生態が少しは伝わったかな?
    小さな子供でも絵を見ているだけでも楽しめると思います

    投稿日:2008/02/08

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