「21世紀版少年少女世界文学館(8) シャーロック＝ホームズの冒険」 みんなの声

名作本を選ぶ際、原文の流れが崩されていないこと、翻訳文が自然である（子どもが難なく読解できるレベル）ことを基準に考えて選んでいます。こちらはそれを満たしてくれるだけでなく、レイアウトや、注釈の位置、解説、図版も見やすく、子どもが一人読みしやすいのでオススメです。このシリーズをきっかけに、推理物にもチャレンジしています。国語力もつきそうです。小学校低学年ぐらいから、長い期間読めると思います。

「赤毛クラブの秘密」「消えた花むこ」「ボスコム谷の怪事件」「五粒のオレンジの種」の読みやすい４つの短編が収録されています。
ホームズ入門にいいのではないでしょうか。
子供向けというのはわかるのですが、それでもちょっと注釈の部分が多いのではと思ってしまいました。「ふとしたことから」「下宿」「推理」等そんなに難しくないのではと思える言葉の横にいちいちその言葉の説明があったのがちょっと読みにくかったです。
お話は面白いです。