「アマールカ 王様になった日 (6)」 みんなの声

アマールカシリーズを今回で６冊読ませていただきましたが，今回の絵本は教訓も含まれていたように感じました。
自分の角に劣等感を感じてしまったシカのかざぐるま，意地悪をしたトゲの結末，色々考えさせられるところがありました。
子供と一緒に読んだら，親子で色々な話をできる絵本ですね。
絵本から学ぶこともたくさんあると改めて思いました！

ゲジゲジがアマールカとかざぐるまがきれいだからと妬みます。
そしてかざぐるまにささやくのですが…。
自分より上のものがいるというのはけしてマイナスだけでもないと思います。
上を目指すことはいいことだとは思いますが他者の力を借りただけでは…ね。
自分を愛しつつ、自分を高めていきたいですね。

悪いゲジゲジにそそのかされて、自分を見失ってしまった 鹿の“かざぐるま”。
確かに、上には上がいるかもしれません。

それを目の当たりにしたとき、大きなショックを受けるかもしれません。

けれども、自分は自分。
他の誰でもない自分の魅力を、大切にしなくちゃ。

ゲジゲジは、綺麗な者を妬んで陥れようとした結果、
悪いことが自分に返って来てしまいました。

この“アマールカ”シリーズは
おとぎ話の要素がたっぷりでありながら、
しっかりと教訓も含まれています。

末永く、親子で一緒に楽しめる絵本です。