アルケミスト・シリーズの最終巻6巻目になります。
初めの2冊目くらいまでは、色々な歴上の人物たちがそ入れまでにない役割で登場してくるのが面白くて上の子と一緒にガンガン読んでいましたが、登場人物が増えるにつれて、読み手としてはそこはわざわざページを割いて書かなくても、読み手に想像させておいて、そこを含ませた物語の進行をしてほしかったと思います。
ここまできたら、どうしても最後が気になったので、
「伝説の双子の言い伝え、ひとりは世界を救い、ひとりは破滅させる」って、いったいどういう事態になるのか、それだけが気がかりで必死に読んだ着た感があります!!
このシリーズをもし手にしてしまった方で、最後は気になるけど、この長い長い9日間の物語のラストが気になって仕方ない。という人は、
個人的にはこの6巻の最後の章と、翻訳者橋本さんの後書きを読むことをおススメします。
簡潔で分かりやすくて、なるほどこういうことを描きたかったのね〜。と、間らためて思いました。
テーマ的には面白い話ですが、作者が細かいところまで描きすぎる難があるので、このシリーズを読み終えるにはかなりの根性が必要です。((笑))
歴上の登場人物がかなり出演するお話なので、歴史やSFが好きな人にはお薦めできます。