弟が生まれたばかりの2歳の女の子への、誕生日プレゼントとして購入しました。
お姉ちゃんになる、というようなテーマの本を探していた時に、全ページ試し読みして見つけました。
ふつう、「赤ちゃんが生まれて良かったね」というコンセプトの本は、子どもにメッセージや我慢を押しつけるだけになりがちかもしれませんが、これは遊べて楽しい探し絵ストーリー+赤ちゃん産まれてハッピーな結末、なので、子どもにも「(自分が)楽しい」と「赤ちゃん」がすんなり結びついたのではないかと思います。
赤ちゃんのお兄ちゃんも含めて周りみんなの、「おめでとう」「よかったね」「ハッピーだね」が本から伝わってきます。
プレゼントした子は、当日は他のプレゼントのおもちゃに夢中だったのですが、後日、ママさんから「自分で本棚から出して読んでたよ〜」と聞きました。
何でも、「赤ちゃん」って言いながらめくってたとか。「あんまり見てないかと思ってたら、ちゃんとストーリーを分かってた」ってママさんも言ってました(ちなみに、まだ字は読めません)。
なお、プレゼントした時にいたうちの子ども達の方は、その場で早速読ませてもらってました。一緒に読もう〜とか言いながら。
特に、生き物を好きな6歳の息子は、主人公がコモドオオトカゲであることやイグアナが出てくるなど、絵本のキャラクターとしては珍しい動物がいることにもしっかり反応していました。
ともすれば、「お兄ちゃん/お姉ちゃんだから我慢しなさい」ってなりがちな上の子。こんな本があったら、きょうだいの誕生をより楽しく感じられるのではないかな。